東京都、シンガポール派遣プログラムに参加するスタートアップ9社を決定
東京都は、グローバル・エコシステム連携事業の一環として実施するシンガポール派遣プログラムに参加するスタートアップ9社を決定した。世界に挑戦するスタートアップのグローバルなネットワーク構築や海外でのビジネス機会拡大を目的としている。本件は、「2050東京戦略」における戦略10 スタートアップ「世界で活躍するスタートアップを育成」を推進する取組となっている。
東京都は、東京・日本のスタートアップのグローバルな成長を加速させるため、海外のスタートアップ支援機関(HUB)との連携拡大に取り組んでいる。今回のグローバル・エコシステム連携事業では、HUBと連携した海外派遣プログラムの実施等を通じて支援を行う。
本プログラムは、スタートアップをシンガポールに2回派遣し、シンガポール・東南アジア進出の足掛かりを形成するとともに、中長期的な海外成長基盤の構築を目指す。シンガポール国立大学(NUS)及びその関係機関と連携し、渡航前後のメンタリングから現地商談・ネットワーキングまで一貫した伴走支援を提供するとしている。
参加するスタートアップ9社
参加が決定したスタートアップ9社(50音順)の代表者および事業内容は以下の通り。
- AWL株式会社(代表者名:北出 宗治)
店舗や施設の既設カメラに設置する小型AI装置「AWLBOX」を提供。映像をその場で解析し、データ化
- エアロセンス株式会社(代表者名:佐部 浩太郎)
最先端ドローン、AI、クラウド技術を統合し、広域インフラ点検や防災・警備等の自動化ソリューションを提供
- OptQC株式会社(代表者名:高瀬 寛)
高速かつ省エネルギーな情報処理が可能な光量子コンピュータの商用機開発
- 株式会社クロスメディスン(代表者名:中井 洸我)
赤ちゃんの泣き声をAIで解析し、空腹・眠気・不快・痛み等の状態を推定する育児支援サービス「あわベビ」を開発・提供
- 株式会社JOYCLE(代表者名:小柳 裕太郎)
大型施設や収集運搬に依存していた廃棄物処理を、設置が容易で局所的に処理・資源化できるインフラ、JOYCLE BOXで変革
- 株式会社SMILE CURVE(代表者名:野口 昌克)
側弯症の早期発見・治療を目指し、背中を約1秒で3D計測する非接触・非被ばく型検査システム「Senaka Scan」を開発、国際展開
- トランスエヌ株式会社(代表者名:河合 耕作)
機密データを社外に出さずにLLM・RAG・業務エージェントを動かすオンプレミスAI基盤「N-Cube」を製品販売と開発支援で提供
- NoMy Japan株式会社(代表者名:田中 美帆)
食品加工工場から排出される副産液を、真菌を用いてアップサイクルし、高タンパク質源となる菌糸体ベースの素材「マイコプロテイン」に転換
- MedVigilance株式会社(代表者名:高岸 聡)
健康管理用の小型・軽量スマートリング「FyRing」などのウェアラブルデバイスを開発し、心拍数や血中酸素・睡眠などの健康データを取得・分析
今後の主なスケジュール
プログラムの派遣スケジュールは以下のように予定されている。
- 令和9年1月18日~1月27日 第1回シンガポール派遣
- 令和9年3月1日~3月5日 第2回シンガポール派遣
各派遣の前後に、計画策定や商談準備に向けたメンタリング、フォローアップ等を行う国内プログラムが実施される予定である。
本記事は東京都の発表をもとに作成。
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