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薬剤師の6割が「眼瞼清拭」を知らず、説明後は7割が患者への情報提供に前向き

薬剤師の約6割が眼瞼清拭を知らず 説明後は7割が情報提供に前向き 調査結果

CATEGORY: ビジネス

株式会社メディプロデュースは、薬剤師を対象とした「目もとの衛生」に関するアンケート調査の結果を発表しました。調査によると、まぶたやまつ毛の生え際を洗うケア「眼瞼清拭(がんけんせいしき)」という用語を知らなかった薬剤師は61.2%にのぼりました。一方で、眼瞼衛生の考え方の説明を読んだ後には、70.1%が患者への情報提供に前向きな意向を示しました。

眼瞼清拭の認知度は約4割にとどまる

調査において「眼瞼清拭」「リッドハイジーン」という用語をブース訪問前から知っていたか尋ねたところ、薬剤師134人のうち82人(61.2%)が「知らなかった」と回答しました。ほかに「言葉だけ聞いたことがあった」が16.4%、「ある程度知っていた」が11.9%、「内容まで理解していた」が10.4%となっています。

また、「まぶたやまつ毛の生え際を清潔に保つために『目もとを洗う』というケアがあること」については、41.8%が「知らなかった」と回答しており、専門用語だけでなくケア自体の存在を知らない薬剤師も一定数いることが明らかになりました。

説明後は約7割が情報提供に前向き

眼瞼清拭の目的と方法を読んだ後、患者への情報提供の意向について尋ねたところ、「積極的に案内してみたい」が17.9%、「対象となる患者さん・お客様がいれば案内してみたい」が52.2%となり、合計70.1%が前向きな意向を示しました。

事前に用語を知らなかった82人に限っても56人(68.3%)が前向きで、用語を知っていた52人では38人(73.1%)でした。事前の認知の有無にかかわらず、7割前後が情報提供に前向きな姿勢を見せています(説明後の自己申告による意向であり、実際の案内実績を示すものではありません)。

情報提供しやすい対象と求められる資料

目もとを清潔に保つための情報を提供しやすいと思う相手(複数回答・最大3つ)としては、「花粉・アレルギーの時期に目もとが気になる方」(53.7%)が最多で、「目の乾燥や不快感が気になる方」(40.3%)、「アイメイクやまつ毛エクステをする方」(38.1%)が続きました。「眼科受診中・眼科処方箋のある方」は23.9%で、6項目の中で最も少ない結果となりました。

また、患者へ案内するために必要な情報・資料(複数回答・最大3つ)では、「正しい使用方法」(38.8%)と「患者さん・お客様へ渡せる説明資料」(38.1%)が上位に並び、次いで「点眼薬・OTC目薬などとの違いや使い分け」(29.1%)、「商品サンプル」(28.4%)が挙げられました。

眼瞼清拭の位置づけと今後の展開

眼瞼清拭とは、まぶたやまつ毛の生え際を清潔に保つためのケアです。2023年に発行された「マイボーム腺機能不全診療ガイドライン」(日本眼科学会・日本角膜学会・ドライアイ研究会承認)では、マイボーム腺機能不全(MGD)患者に対して眼瞼清拭を実施することが「弱く推奨」されています。なお、同ガイドラインは特定の洗浄料や製品の有効性を保証するものではなく、今回の発表も目もと専用洗浄料「アイシャンプー」にMGDの診断、治療または予防効果があることを示すものではないとしています。

東京都渋谷区恵比寿に本社を置く株式会社メディプロデュース(代表取締役社長:奥村玲)は今後、調査で要望の多かった「正しい使用方法」や「患者向け説明資料」を整備し、薬局向けに提供していく方針です。

調査の概要

  • 調査名:「目もとの衛生」に関するアンケート
  • 調査期間:2026年10月11日(日)~12日(月・祝)
  • 調査場所:第59回日本薬剤師会学術大会・当社展示ブース(新潟市)
  • 調査対象:当社展示ブースを訪れた大会参加者
  • 調査方法:Googleフォームを用いた任意回答
  • 有効回答数:160人(うち薬剤師134人、その他医療機器メーカーや登録販売者など26人)
  • 分析対象:薬剤師134人
  • 調査実施主体:株式会社メディプロデュース

なお、本調査は展示ブース来訪者を対象とした任意回答であり、無作為抽出ではありません。回答者には旧製品の現品を提供しているため回答内容に偏りが生じている可能性があり、全国の薬剤師全体の認知率・意向として一般化することはできないとしています。また、本調査は大会主催者によるものではなく同社が独自に実施したものです。

本記事は株式会社メディプロデュースの発表をもとに作成しました。

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