酉島製作所、大阪・関西万博に提供のエコポンプを水資源機構に寄贈
株式会社酉島製作所は、2025年大阪・関西万博に提供したエコポンプ(片吸込渦巻ポンプ)を閉幕後に独立行政法人水資源機構へ寄贈した。これに伴い、10月2日に同機構総合技術センター所長より感謝状を受領した。万博の閉幕に伴い役目を終えた実機を、同機構におけるポンプ設備の維持管理や技術研修の教材として役立てる。
大阪・関西万博への支援とエコポンプの提供
2025年大阪・関西万博において、トリシマは「会場整備参加」の協賛契約を締結し、ブロンズパートナーの第一号として大会運営を支援した。万博が目指す「SDGs(持続可能な開発目標)達成」の理念に賛同し、会場内4カ所の供給処理施設へ冷暖房用の冷温水送水用「エコポンプ(片吸込渦巻ポンプ)」を提供した。高い省エネルギー性能を備えた製品を通じて、世界中から訪れた来場者が快適に過ごせるインフラ環境の構築に貢献したとしている。
技術研修や人材育成に向けた実機の寄贈
今回寄贈されたエコポンプは、同機構総合技術センターにおいて職員育成のために活用される。実機を用いた分解・組立などを通じて、ポンプの内部構造や各部品の役割、点検・整備のポイントに対する理解を深める狙いがある。さらに、異常発生時の原因把握や応急対応に必要な知識・技術を習得し、有事にも迅速かつ的確に対応できる職員の育成を目的としている。
赤野井排水機場での保管と今後の活用
寄贈されたポンプは、滋賀県内にある水資源機構の琵琶湖総合管理所が管轄する赤野井排水機場に保管・活用される。同機場は大雨の際に内水を琵琶湖へ排水するための施設であり、かねてよりトリシマ製の横軸軸流ポンプが稼働している。
なお、独立行政法人水資源機構は、日本国内の主要な7水系(利根川、荒川、豊川、木曽川、淀川、吉野川、筑後川)でダムや用水路などの水資源開発・管理を一貫して行い、水の安定供給や洪水調節を担う独立行政法人である。
本記事は株式会社酉島製作所の発表をもとに作成。
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