株式会社クルがデザイン監修を手がけた「イニシア京都御所南」が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞
クルがデザイン監修したイニシア京都御所南が2026年度グッドデザイン賞を受賞


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株式会社クルが、パートナーのcoil 松村一輝建築設計事務所とともにデザイン監修を手がけた「イニシア京都御所南」が、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。
本プロジェクトは、京都を中心とした9つの地域工芸を建築に取り入れ、住まい手が日常的に工芸に触れられる環境を実現しています。地域の技術や文化を次世代へつなぎ、住まい手の愛着とともに時間を重ねるほど価値が深まる「100年後にアンティークになる家」を目指して進められました。
約30の職人や工房と連携した地域工芸の導入
プロジェクトでは約30の職人・工房を訪ね、素材や技術だけでなく、つくり手の想いや制作背景への理解を深めながら、京都の土地に根付く素材と職人の技術によって街並みや地域の文化に応答する建築を形にしました。
さらに、修繕や更新の際にも同じ職人に依頼できる仕組みを整え、建築の完成後も住まいと職人との関係が続いていくことを大切にしています。竣工後には、住人が工芸を手がけた職人のもとを訪れる事例も生まれています。
審査委員からの評価と展示予定
グッドデザイン賞の審査委員は、多くの分譲住宅とは全く異なる外観の佇まいに場所の文脈をふまえた敬意が感じられる点や、地域工芸職人との協働によって地域固有の技と人と経済の生態系に光を当てた点を評価しました。また、市場で評価される商品価値が単に機能性や安全安心、豪華さに収斂されることなく、美やローカリティと結びつくものであることを示した意義が見出せるとコメントしています。
イニシア京都御所南は、2026年10月31日(土)から11月4日(水)に開催されるイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」にて展示される予定です。
物件概要および関係各社
- 受賞対象名:イニシア京都御所南
- 竣工:2025年9月
- 規模:鉄筋コンクリート造・地上5階、敷地面積:797.87㎡
- クライアント:株式会社コスモスイニシア
- デザイン監修:株式会社クル、coil 松村一輝建築設計事務所 松村一輝
- 設計:株式会社 クロスト
- 施工:株式会社藤井組
- 植栽監修:株式会社 いろ葉
デザイン協力会社(順不同):
- 瓦(外壁・庇・エントランス床):大栄窯業 株式会社
- 石貼り・石テーブル:植彌加藤造園 株式会社
- 左官:株式会社 久住左官
- 和紙:紙漉キハタノ
- 金網:金網つじ
- 古材ベンチ・栗複合フローリング:株式会社 丸嘉
- スツール:北田 浩次郎
- エントランス照明:株式会社 モデュレックス
- 名栗:株式会社 原田銘木店
- タイル:織部製陶 株式会社
株式会社クルについて

株式会社クルは、水谷光佑氏が代表者を務めるデザイン事務所です。大阪府大阪市西区南堀江4-25-D-105に拠点を置き、1987年6月21日に設立されました。建築デザインを軸に、場の企画からデザイン、運営までを一貫して手がけています。これまでの実績の一部には、「ENOWA YUFUIN」の設計や「GLION ARENA KOBE VIPエリア」の設計などがあります。
本記事は株式会社クルの発表をもとに作成しました。
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