関西みらい銀行 事業承継専用ファンドSuccession+の取り扱いを開始
りそなグループの関西みらい銀行は、事業承継専用融資ファンド「Succession+(愛称:サクプラ)」の取り扱いを開始した。後継者が設立した持株会社による未上場株式の取得資金に対し、最長20年の融資期間を設定する。承継後の事業収益を踏まえた長期返済を可能とすることで、地域企業の持続的な成長と雇用の維持・継続への貢献を目指す。
長期融資で持株会社の返済負担を抑制
本ファンドは、後継者が設立した持株会社による未上場株式の取得資金を対象に、最長20年の融資期間を設定している。承継後の事業収益を踏まえた長期的な返済を可能にすることで、持株会社の年間の返済負担を抑えるとともに、成長投資に必要な資金の確保を支援する。
多様化する事業承継の課題に対応
事業承継を巡っては、経営者の高齢化などを背景に後継者への円滑な株式移転が課題となっている。中小企業庁の「親族内承継に関する現状分析と今後の検討の方向性について(2025年6月11日)」によると、親族内承継の割合が低下する一方、内部昇格など親族以外への承継が増加しており、事業承継の手法は多様化している。
こうした環境変化を踏まえ、関西みらい銀行(社長 原藤 省吾)は本年4月に「承継ソリューション室」を設置するなど支援体制を強化してきた。承継に伴う未上場株式の取得資金に迅速かつ柔軟に対応し、地域企業のさらなる成長を支援するため、本ファンドの設定に至った。
100億円の専用枠で大口資金需要に対応
親族内承継などでは、後継者による自社株式の取得に多額の資金が必要となる場合がある。本ファンドでは募集総額100億円の専用枠を設定し、大口の株式取得資金ニーズにも機動的に対応する構えだ。
Succession+の商品概要
商品の主な内容は以下の通り。
- 名称:Succession+(愛称:サクプラ)
- ファンド総額:100億円
- 取扱期間:2026年10月16日(金)~2027年12月30日(木)
- 対象:持株会社(事業会社の株式を取得する会社)
- 資金使途:事業承継にかかる未上場株式取得資金
- 融資金額:100百万円以上
- 融資期間:20年以内
本記事は関西みらい銀行の発表をもとに作成。
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