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業務集中度と業務効率はテレワークが上回る テレリモ総研の意識調査

株式会社LASSICが運営するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワーク・リモートワーク経験のあるワーキングパーソン1,007名を対象に実施した「テレワーク日と出社日の比較に関する調査」の結果を発表した。テレワーク日と出社日を4項目で比較したところ、「業務集中度」と「業務効率」ではテレワーク日の方が良いとする回答が出社日を上回った。一方で、「チームコミュニケーションの質」と「チームの一体感」については、出社日の方が良いとする回答がテレワーク日を上回る結果となった。

業務集中度と業務効率ではテレワーク日を評価する声が先行

テレワーク日と出社日の比較において、「業務集中度」ではテレワーク日の方が良いとする回答が39.2%(「テレワーク日の方が良い」23.1%、「どちらかといえばテレワーク日」16.1%)となり、出社日の方が良いとする回答の35.7%を3.5ポイント上回った。「業務効率」でも、テレワーク日の方が良いとする回答が36.4%で、出社日の方が良いとする回答の33.5%を上回っている。「どちらともいえない」とした割合は、「業務集中度」で25.1%、「業務効率」で30.1%であった。

対照的に、「チームコミュニケーションの質」と「チームの一体感」では、出社日の方が良いとする回答がそれぞれ54.7%、52.2%に達し、テレワーク日の方が良いとする回答(20.2%、15.6%)を大きく上回った。

なお、本調査における「テレワーク日の方が良いとする回答」は「テレワーク日の方が良い」と「どちらかといえばテレワーク日」の合計、「出社日の方が良いとする回答」は「出社日の方が良い」と「どちらかといえば出社日」の合計を指し、回答者数を合計してから割合を算出している。

現在の出社形態により受け止めに明確な差

現在の出社形態別にみると、「業務集中度」と「業務効率」の2項目では、フルリモートとハイブリッドでテレワーク日の方が良いとする回答が多く、フル出社では出社日の方が良いとする回答が多かった。

「業務集中度」でテレワーク日の方が良いとする回答は、フルリモートが53.8%、ハイブリッドが48.7%となり、出社日の方が良いとする回答(フルリモート20.7%、ハイブリッド23.3%)の2倍を超えている。「業務効率」でも、テレワーク日の方が良いとする回答はフルリモートで53.3%、ハイブリッドで43.4%を占め、出社日の方が良いとする回答(14.2%、21.8%)を上回った。一方、フル出社においては、出社日の方が良いとする回答が「業務集中度」で56.8%、「業務効率」で55.7%となり、テレワーク日の方が良いとする回答(21.6%、20.8%)を上回った。

「チームコミュニケーションの質」と「チームの一体感」について出社日の方が良いとする回答は、フル出社、ハイブリッド、フルリモートの順に高くなっている。フル出社ではそれぞれ71.6%、69.0%、ハイブリッドでは49.8%、46.5%であった。フルリモートでは「チームコミュニケーションの質」でテレワーク日の方が良いとする回答(34.9%)が出社日(29.6%)を上回り、「チームの一体感」はテレワーク日(27.8%)と出社日(29.6%)に対して「どちらともいえない」が42.6%と最も高かった。

若い年代ほどテレワークを肯定的に捉える傾向

年代別にみると、「業務集中度」でテレワーク日の方が良いとする回答は、20代47.3%、30代45.4%、40代41.0%、50代32.5%、60代27.9%と、年代が上がるごとに低くなっている。20代から40代ではテレワーク日の方が良いとする回答が出社日(20代31.7%、30代26.1%、40代37.1%)を上回った。「業務効率」でも同様に20代から40代でテレワーク日が出社日を上回り、30代ではテレワーク日の方が良いとする回答が44.9%、出社日の方が良いとする回答が22.2%と、22.7ポイントの差が開いた。

50代と60代では「業務集中度」と「業務効率」の両項目で出社日の方が良いとする回答が上回った。「業務集中度」は50代で出社日40.2%に対しテレワーク日32.5%、60代で出社日45.0%に対しテレワーク日27.9%、「業務効率」は50代で出社日37.3%に対しテレワーク日30.3%、60代で出社日42.3%に対しテレワーク日25.2%であった。

「チームコミュニケーションの質」と「チームの一体感」でテレワーク日の方が良いとする回答は、年代が下がるにつれて高くなる傾向がみられた。「チームコミュニケーションの質」でテレワーク日の方が良いとする回答は60代の6.3%に対して20代は39.5%で33.2ポイントの差があり、「チームの一体感」でも60代の5.4%に対して20代は31.1%と25.7ポイントの差が生じている。

男女別の比較では、「業務集中度」と「業務効率」においてテレワーク日の方が良いとする回答は女性(43.3%、40.8%)が男性(35.4%、32.3%)を上回った。出社日の方が良いとする回答は「業務集中度」で男性36.6%、女性34.7%、「業務効率」で男性34.4%、女性32.4%と近い割合を示した。

調査の概要と実施体制

調査の概要および実施企業の情報は以下の通りである。

  • 調査名:テレリモ総研「テレワーク日と出社日の比較に関する調査」
  • 調査時期:2026年9月2日〜9月3日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:テレワーク・リモートワークを経験したことがある全国の20〜65歳のワーキングパーソン男女
  • 有効回答数:n=1,007(男性517人・女性490人/20代167人・30代207人・40代251人・50代271人・60代111人/フルリモート169人・ハイブリッド454人・フル出社384人)

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。 ※出社形態別のハイブリッド454人は、週1日出社96人、週2日出社103人、週3日出社133人、週4日出社122人の合計である。

調査の設計や集計・分析はテレリモ総研編集責任者・所長の竹下 颯飛氏が担当し、監修責任者として牛尾 昭昌氏が携わっている。

調査を実施した株式会社LASSIC(証券コード:574A)は鳥取県鳥取市と東京都港区に本社を置き、代表取締役社長は若山幸司氏が務める。2006年12月26日設立で、資本金は9,968万円。「Remogu(リモグ)」や「リラシク」などの人材サービスやITソリューション事業を展開している。

本記事は株式会社LASSICの発表をもとに作成。

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