AI時代の採用、企業はどんな人材を求める?「AIの実務活用」から、「専門性・課題解決・創造性との掛け合わせ」へ
企業の採用で今後重視する能力は「AI×創造性」が最多、アクシスコンサルティング調査
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アクシスコンサルティング株式会社は、企業の採用活動や人材・組織戦略に関与する管理職以上または人事・採用責任者648名を対象に実施した「AI時代の企業が求める人材像に関する実態調査」の結果を発表しました。調査によると、今後さらに重視したい能力・経験として「AI×創造性」が最も多く挙げられ、単なる実務活用力を上回る結果となりました。また、採用選考において約7割が候補者のAI活用経験やスキルを何らかの形で確認している実態も明らかになっています。

今後重視する能力は「AI×創造性」が最多

生成AIの普及を踏まえた能力・経験について尋ねたところ、現在重視している能力では「AIの実務活用力」が33.3%で最多となり、「AI×課題設定・課題解決力」が22.8%、「AI×専門知識・専門性」が22.5%、「AI×業界・顧客理解」が21.5%と続きました。

一方で、今後さらに重視したい能力では「AI×創造性」が21.9%で最も多く、「AI×課題設定・課題解決力」の21.1%、「AI×専門知識・専門性」の18.8%が続き、いずれも「AIの実務活用力」の17.7%を上回りました。また、「AI×創造性」は現在重視しているとする回答の10.5%から今後重視したいとする回答では21.9%へ、「AI×意思決定力」は10.5%から14.7%へ、「AI×新規事業・企画経験」は7.6%から12.8%へとそれぞれ増加しています。

勤務先のAI活用状況とのクロス集計では、全社的にAI活用を推進している企業において「AI×創造性」が31.2%、「AI×課題設定・課題解決力」が29.3%、「AI×専門知識・専門性」が28.8%となりました。個人利用は認められているものの全社や一部部署での推進には至っていない企業では、「AI×創造性」が11.5%、「AI×課題設定・課題解決力」が14.7%、「AI×専門知識・専門性」が14.7%となっており、全社推進企業で掛け合わせの能力を重視する割合が高くなっています。
採用選考で約7割が候補者のAIスキルを確認
採用選考における候補者のAI活用経験やスキルの確認状況については、「職種によって確認している」が33.3%、「必要に応じて確認している」が18.2%、「必ず確認している」が16.8%となり、合わせると68.3%が何らかの形で確認していると回答しました。一方、「確認していない」は28.5%でした。
「AIを活用できる人材」と判断する水準としては、「AIを活用して成果を出せる」が30.7%で最も多く、次いで「日常業務で継続的に活用できる」が26.2%、「基本的なツール利用ができる」が10.0%、「業務改善・仕組み化ができる」が9.6%、「組織・事業の変革を推進できる」が2.6%でした。「定義していない」は20.7%となっています。
半数以上が採用要件や選考基準の変化を実感
生成AIの普及に伴う企業の採用要件や選考基準の変化については、「大きく変化した」が14.8%、「ある程度変化した」が42.0%で、合計56.8%が変化していると回答しました。「あまり変化していない」は27.8%、「まったく変化していない」は10.0%でした。
調査の概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査ツール:Fastask(株式会社ジャストシステム)
- 調査対象:全国の20~60代の就業者
- 対象条件:課長級以上で、人材・組織戦略の策定、採用計画・採用予算の管理、採用要件・求める人物像の策定、候補者の選考・面接、採用の最終決定、採用広報・採用チャネルの選定のいずれかに関与する方
- スクリーニング調査回答者数:13,201名
- 本調査回収数:661名
- 有効回答数:648名(男性544名、女性104名)
- 本調査期間:2026年9月18日~9月19日
- 調査内容:AI時代の企業が求める人材像・採用・人材戦略
- 設問数:20問
本記事はアクシスコンサルティング株式会社の発表をもとに作成されています。引用の際は「アクシスコンサルティング株式会社調べ」の明記が必要です。
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