ネット不要、PC1台で話すAI観光案内人。1時間以内で作れるAIバーチャルヒューマン、10/28・29のNIIGATA AI EXPOで初公開【新潟県採択】
MetAI、PC1台で動くAIバーチャルヒューマンの試作版を新潟の展示会で初公開へ CATEGORY: テクノロジー

東京都板橋区に本社を置く合同会社MetAIは、インターネット不要でPC1台で動作する「完全ローカル型」のAIバーチャルヒューマンを開発している。同取り組みは新潟県の「令和8年度 AI活用推進ラボ事業補助金(NIIGATA AI Digital Playground)」に採択された。同社は2026年10月28日と29日に開催される「NIIGATA AI EXPO 2026」にて、開発中の試作版を初公開する。

完全ローカル環境で公式情報のみをもとに回答


開発中のシステムは、クラウドを介さず音声認識から映像表示まで手元のPC内で処理するため、会話データを外部に送信しない仕組みとなっている。回答は登録された公式情報のみを根拠とし、分からない質問に対しては推測を行わず連絡先を案内する設計が取られている。観光案内所における人手不足や多言語対応、誤案内による信頼低下といった課題への対応を目指している。

多様なアバター表現と高速な制作・応答
試作版では、約2〜3分の撮影映像から1時間以内で本人の見た目や声、話し方を再現する実写AIバーチャルヒューマンのほか、アニメ調や3Dキャラクターなどのアバターを社内テストで確認済みだという。日本語、英語、スペイン語の音声を自動判別して同一言語で応答する機能を備え、中国語や韓国語への対応も進められている。日本HP製ワークステーションを用いたテストにおいて、会話の応答速度は1秒以内を実現した。


2026年12月より新潟市内で実証実験を開始
2026年12月から2027年2月にかけて、木山産業株式会社が運営し株式会社けんと放送が管理する新潟市中央区の「NINNO3会議室」にて実証実験が行われる。来場者との対話を通じて案内の精度や体験の改善を図る方針だ。実証実験後は、株式会社アスクを窓口として新潟県内の観光施設や企業への導入推進が予定されている。
代表社員のロザノロペズ・デビット氏は、手元のPCのみで動作することにより、電波が届きにくい観光地やスタッフを配置できない時間帯、海外からの来訪者に対しても魅力を伝えられると言及している。
関係各社の概要
- 合同会社MetAI(代表社員:ロザノロペズ・デビット、所在地:東京都板橋区)
- 株式会社アスク(代表取締役:武藤和彦、所在地:東京都千代田区九段南4-8-19 CIRCLES+ 市ヶ谷駅前 4階)
- 株式会社日本HP(代表取締役 社長執行役員:岡戸伸樹、所在地:東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス21階)
- 木山産業株式会社(代表取締役社長:木光、所在地:新潟県新潟市中央区米山2丁目5番地1)
- 株式会社けんと放送(代表取締役社長:逸見覚、所在地:新潟県新潟市中央区天神1-1 プラーカ3)
本記事は合同会社MetAIの発表をもとに作成。
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