料理人の海外就労動機は異文化体験が最多 ヒトココ調査
料理人専門の海外人材紹介サービス「ジャパレスリクルート」を運営する株式会社ヒトココは、海外就労に関心を持つ料理人114名を対象に実態調査を実施しました。海外志向の動機としては「海外生活・異文化体験」が最多となった一方、ビザ手続きや渡航費などの初期費用が挑戦のハードルとなっている状況が浮き彫りになりました。同社は取引国数30カ国突破を受け、登録者向けの無料英会話スクールや現地生活サポートなどを順次展開するとしています。
海外志向の動機は「異文化体験」が最多 過半数が経験10年以上
調査において海外で働きたい理由や目的を尋ねたところ、「海外生活・異文化体験(69.4%)」が最も多く、「年収・給与アップ(55.0%)」を上回る結果となりました。回答者の過半数(51.8%)は「調理経験年数10年以上」の職人が占めています。
同社によると、単なる金銭目的だけではなく、培った技術を世界で試し、視野や人生の幅を広げる自己実現のライフキャリアとして海外を目指している実態がうかがえるとしています。
一方で、海外就労に踏み切る際の課題やハードルとしては、「ビザ手続きの難しさ(57.7%)」や「渡航費・初期費用(56.8%)」、「語学力への不安(45.9%)」が上位に挙がりました。
また、現地での生活費や治安、給与相場といった「渡航前のリアルな情報(56.8%)」が見えにくいことも、心理的なブレーキとなっている実態が示されています。

無料英会話スクールや現地生活サポートを順次開始へ

調査結果を受け、株式会社ヒトココでは料理人の海外挑戦におけるハードルを解消するため、サポート体制の強化を進めています。提携ネットワークはアジア、欧米、中東をはじめ世界30カ国を突破しました(2026年9月現在)。

具体的な支援策として、「ジャパレスリクルート」経由で海外就労を目指す登録料理人を対象に、厨房実務での対話や日常会話に特化した「完全無料の英会話スクール」を開講します。さらに、「渡航後生活サポート要望(54.1%)」などに応えるため、主要エリアで現地スタッフによる公共交通機関の乗り方、日用品調達の案内、銀行口座開設や生活インフラ契約の支援を行う生活立ち上げサポートを本格始動します。

活動実績として、日本人シェフがフランスのミシュラン星付きレストランへ内定した事例(2027年1月より勤務開始)があります。
また、農林水産省による「海外における日本食レストラン数の調査結果(令和7年)の公表」で海外の日本食レストラン数が約18.1万店に達する中、国内大手飲食企業が海外出店を加速させている動向を受け、海外へ進出する国内飲食企業への料理人や店舗責任者の紹介サービスも本格始動するとしています。
調査概要と会社概要
【調査概要】
- 調査テーマ:海外就労に関心を持つ料理人の課題とニーズに関する実態調査
- 調査対象:料理人専門の海外人材紹介サービス「ジャパレスリクルート」に登録・相談した料理人
- 調査期間:2026年9月18日(金)〜2026年10月6日(火)
- 調査方法:インターネット調査(自社調査)
- 有効回答数:114名(うち海外就労意向あり:111名)
【株式会社ヒトココ】
- 本社:福岡県福岡市
- 代表取締役:山野 成範
- サービスURL:https://hitokoko.jp/index.html
本記事は株式会社ヒトココ(ジャパレスリクルート)の発表をもとに作成しました。
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