JA鹿児島県経済連など、鹿児島市に県内最大規模の抹茶加工施設を増設へ
鹿児島県経済農業協同組合連合会とJAかごしま茶業株式会社は、鹿児島市において新たな加工施設の増設を決定し、令和8年10月7日に鹿児島市役所特別会議室で立地協定式を行った。世界的な抹茶ブームを背景に、両者が連携して年間300tの抹茶を生産できる施設を整備する。県内最大規模の抹茶加工施設となる見込みで、操業開始は令和9年12月を予定している。
増設の背景と県内加工への転換
鹿児島県内では抹茶の原料となる碾茶の生産量が急増している。一方で、碾茶から抹茶へ仕上げる加工施設が県内には少なく、多くが県外で加工されている実態があった。
今回の施設増設により、鹿児島県産抹茶の付加価値向上や、鹿児島市の産業活性化につながることが期待されている。
協定式には、鹿児島県経済農業協同組合連合会の経営管理委員会会長である上 宗光氏や、JAかごしま茶業株式会社の代表取締役専務である家弓 成行氏、下鶴 隆央鹿児島市長が出席し、立会人として鹿児島県鹿児島地域振興局長の南 靖子氏が同席した。
事業内容と運営体制
新設される施設は受託加工方式で事業を展開する。県内の茶商から委託を受け、持ち込まれた碾茶の精選、殺菌、粉砕加工を行う。
JA鹿児島県経済連は、県下JAや関連会社と連携して農畜産物の販売力強化などを進めている。また、同連合会の100%子会社であるJAかごしま茶業株式会社は、生産農家の経営安定向上と「かごしま茶」の銘柄確立を目的に設立され、煎茶や抹茶の仕上加工工場を通じてクリーンな茶の供給に努めている。両者が連携することで、安全・安心な加工体制の構築を目指す。
増設施設の概要
増設される加工施設の計画概要は以下の通り。
- 施設名:JA鹿児島県経済連グループ抹茶加工流通促進共同体 茶精選・殺菌・粉砕加工施設
- 所在地:鹿児島市南栄3丁目12番地(かごしま茶流通センター敷地内)
- 建物面積:2,567.52㎡(776.67坪)
- 操業開始:令和9年12月(予定)
- 従業員数(計画):従業員数8人(うち新規雇用者数6人)※5年目
- 事業内容:抹茶加工の受託事業
本記事は鹿児島市の発表をもとに作成しています。
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