人事DX支援で ヒューマンとTechouse協業

ヒューマンリソシア株式会社は、株式会社Techouseと協業し、人事・労務領域におけるデジタル化サービスの拡充を図ると発表した。ヒューマンリソシアは、人材派遣・正社員紹介による人材採用支援と、人事・労務領域におけるデジタル化サービスの拡充により、顧客企業の人事部門の余力創出と、人材の価値最大化に向けた取り組みを支援していく方針だ。

具体的には、ヒューマンリソシアは販売代理店として、Techouseの人事労務DXクラウド『クラウドハウス労務』の取り扱いを開始する。人材派遣事業で培った労務管理のノウハウを活かし、人事部門のデジタル化を支援していく。

ヒューマンリソシアは、2026年度末までの3カ年で100社へのサービス提供をめざす計画だ。Techouseと連携し、人事労務DXに向けたセミナーをシリーズ化して共同開催するなど、人事・労務領域におけるデジタル化サービスの拡充を図る。

Techouse 執行役員 クラウドサービス事業部長の中川拓也氏は、「ヒューマンリソシア社はIT教育と人事部門への手厚い伴走を強みに、8,000社に導入され国内シェア1位を誇るRPAソリューション『WinActor』の最多提供を長年にわたり続けられている。本協業により、ヒューマンリソシア社の伴走支援と『クラウドハウス労務』のテクノロジーを掛け合わせ、採用から労務管理まで人事部門のデジタル化に一層貢献することを目指す」とコメントしている。

ヒューマンリソシアDXソリューション事業本部の井元道由事業本部長は、「数多くのリーディングカンパニーから選ばれている人事労務DXクラウド『クラウドハウス労務』は、従来、紙で行っていた煩雑な労務業務をデジタル化することで生産性を向上させるだけでなく、顧客の独自の業務フローをそのまま活かしつつシステムを導入できる点が大きな強みだ。Techouse社と連携することで、人材サービス事業で30年以上の経験を持つ派遣スタッフの労務管理の知識を活かし、人事・労務領域の支援サービスを開始・拡充していき、お客様の課題に合わせた人事労務の問題解決と生産性向上を支援していきたい」と述べている。

ヒューマンリソシアは、採用・配置・労務管理までを行う「人材派遣サービス」、人材採用を代行する「人材紹介サービス」、そして企業の労務管理のデジタル化をはじめとした「HRTech」の導入・利活用支援と、重要な資本である「ヒト」の力の最大化を図るためのサービスラインアップ拡充により、人事部門が企業価値向上に向けた取り組みを進めるための余力の創出を支援していく方針だ。