LATRICO、提携クリニックの一包化・鑑査工程の運用改善を支援
オンライン診療を活用した美肌相談サービス「東京美肌堂」を運営する株式会社LATRICOは、提携クリニックの調剤・発送拠点において、一包化・鑑査工程の運用改善を支援した取り組みを公開しました。医療現場で対物業務の効率化と安全性の両立が求められる中、機械化と人が担う判断の役割分担を明確にした実例となります。
鑑査プログラムの改善で処理ペースが従来の約2倍に
東京美肌堂の提携クリニックでは、1日に一包化する薬の量が東京タワー(333m)に換算して約7本分にのぼります。膨大な調剤と発送を正確かつ迅速に進めるため、既存工程の運用が見直されました。
具体的には、鑑査機のプログラムを改善してより多くの包数を連続で読み取れるようにし、鑑査機のアイドリングタイムを最小化しました。この運用工夫により、鑑査の処理ペースは従来の約2倍に向上したとしています。
機械による効率化と薬剤師による最終確認を両立
同社と提携クリニックは、搬送や数量・異物の一次読み取りといった機械が得意な作業を自動化する一方、異物混入や薬の取り違えがないかを確認する最終判断は必ず薬剤師の目を通す体制を維持しています。

業務改善の目的について同社は、コスト削減ではなく確認や判断といった人が担うべき業務に集中できる環境を整えることにあると説明しています。提携クリニックの薬剤師も、機械に任せられる作業を委ねることで、患者一人ひとりと向き合う対応に時間を充てられているとしています。
背景にある調剤業務の規制緩和と現場の対人業務重視
医療現場では、調剤などの「対物業務」を効率化し、患者に寄り添う「対人業務」に注力することが課題となっています。厚生労働省によると、2026年度の診療報酬改定でもこの方向性が示されているほか、2027年5月には調剤業務の一部(一包化)の外部委託が解禁される予定です。
LATRICOの代表取締役社長兼CEOを務める濱口友彰氏は、薬が正しく届き、正しく続けられる当たり前を支える仕組みづくりにこれからも取り組む姿勢を示しています。
株式会社LATRICO 概要
- 本社所在地:東京都港区赤坂八丁目5番32号 田中駒ビル6階
- 代表者:代表取締役社長兼CEO 濱口友彰
- 資本金:18.3億円(資本準備金等含む)
- 設立:2020年9月1日
- 事業内容:オンライン美肌相談プラットフォームの企画・運営、及びマーケティング等
- コーポレートサイト:https://latrico.jp/
本記事は株式会社LATRICOの発表をもとに作成されています。
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