ジソウラボの(MA)Pプロジェクトが2026年度グッドデザイン賞を受賞
富山県南砺市井波を拠点とする一般社団法人ジソウラボは、起業家伴走プログラム「(MA)Pプロジェクト」で「2026年度グッドデザイン賞」を受賞した。民間の経営者有志による起業家伴走の取り組みが同賞を受賞するのは、今回が初めてとなる(当法人調べ)。地元の経営者7名が2020年に立ち上げた行政の補助金に頼らない仕組みで、移住者の誘致や空き家の活用を進めてきた。
行政の補助金に頼らない起業家伴走の仕組み
(MA)Pプロジェクトは、起業家伴走プログラム「BE THE (MASTER)PIECE」の通称である。起業家を「雇用」する形で生活基盤を保証しながら、人脈・営業先・専門知見といった事業基盤を一体で提供している。

富山県南砺市井波地域における本取り組みを通じて、2020年の発足から5年間でコア起業家6名を誘致・伴走した。これにより、紹介の連鎖による移住者は35名以上、空き家の活用は148件にのぼっている(2025年8月時点、ジソウラボ・アキヤラボ調べ)。
課題ごとに派生した団体との連携
ジソウラボは単独ではなく、支援先の自立とともに生まれた仲間の団体と役割を分担しながら仕組みを発展させてきた。地域には、空き家(AKIYA LABO)、移動(イドウラボ)、事業承継(継業ラボ)、販路(INAMI BASE)など、課題ごとに派生した団体が広がっている。

今回のグッドデザイン賞では、審査ユニット「地域の取り組み・活動(ユニット19)」において、「『つくる人をつくる』人材輩出のまち、井波[100年後の進化の「源泉」になる人材の伴走プログラム、(MA)Pプロジェクト]」として受賞対象となった。JISOLABOメンバーは、仲間とともに続けてきた「人への伴走」をデザインとして評価されたことに驚き、光栄に思っているとコメントしている。
文化観光コーディネーターの募集を計画
ジソウラボは次の挑戦として、地域の資源や暮らしを守りながら観光と暮らしが持続可能な形で共存するまちを目指し、「消費しない観光」づくりに取り組む方針を掲げている。その担い手となる文化観光コーディネーターとして、富山県南砺市井波で起業する人材の募集を行う。移住と独立を前提に、資金を含む起業インフラを提供するとしており、詳細は現在調整中とされている。
組織概要
- 商号:一般社団法人ジソウラボ
- 所在地:富山県南砺市井波
- 設立:2020年6月5日
本記事は一般社団法人ジソウラボの発表をもとに作成。
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