セーフィー、部門管理機能をSafie Managerに追加

セーフィー株式会社は、エンタープライズ向け管理システム「Safie Manager」に部門管理機能を追加した。これにより、企業内の各部門でユーザーやデバイスの管理がより柔軟に行えるようになった。

「Safie Manager」は、2020年7月から提供が開始され、大手小売チェーンや大手ゼネコンの管理者が、アプリケーション内で複数のカメラとユーザーアカウントを一元管理することが可能となっていた。さらに、2023年2月にはMicrosoft社が提供する「Azure Active Directory」との情報連携機能が追加され、社員情報の変更や追加が一括で行えるようになった。

新たに追加された「部門管理機能」により、企業単位ではなく部門単位で管理者を設定することが可能となった。これにより、大企業内の部署別や店舗のエリア別で管理したい場合でも、各部門のユーザーやデバイス管理がセキュリティポリシーに沿ったきめ細やかで柔軟な運用が可能となる。

「Safie Manager」は、カメラとアカウントの一元管理、階層構造を持たせた管理、グループ単位でのアクセス権変更、ログイン履歴の参照・ダウンロード、IPアドレスによる閲覧制限、シングルサインオン対応、Azure Active Directoryとの情報連携によるディレクトリ管理、そして新たに追加された部門ごとの管理者設定といった機能を持つ。

セーフィー株式会社は、「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像を役立てる未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指している。また、「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを推進している。

このようなセーフィー株式会社の取り組みは、企業の業務効率化や生産性向上に寄与するものであり、今後のさらなる機能追加やサービスの拡充が期待される。