UCCの食べるコーヒーYOINEDが2026年度グッドデザイン賞を受賞
UCC上島珈琲株式会社が展開する食べるスタイルのコーヒーYOINEDが、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。
同製品は、特許第6849552号による日本初の独自製法を用いて誕生した食品です。2023年11月に発売を開始して以来、毎年期間限定で販売されており、2025年の発売時にはUCC公式オンラインストアの初回入荷分が2日で完売しました。
独自製法による香りの保持と特徴
YOINEDは、カカオ豆からチョコレートを作る工程をヒントに開発されました。コーヒー豆を抽出せず、まるごと凍結粉砕し、粉砕した豆とコーヒーオイルを油脂でコーティングすることでフレッシュな香りを保持する製法を確立しています。
具体的には、コーヒー焙煎豆の粉砕物と、別途コーヒー豆から抽出されたコーヒーオイル(食品中1%以上5%以下)、硬化油を混合・混錬して成型して固めます。これによりコーヒー微粉砕物がコーティングされ、口に含んだときに香りが溢れ出す仕組みです。豆本来の甘み・酸味・苦味が作る香りをダイレクトに感じられる特徴を持ちますが、カカオ原料は一切使用していないためチョコレートではありません。

グッドデザイン賞の審査委員は、飲料として抽出することが当然とされてきたコーヒー豆を食品として捉え直した着想について、新たな価値を生み出すデザインの原点があると評価しました。廃棄削減を前面に掲げるのではなく、豆に残る香りや味わいそのものの価値を見いだした点や、培ってきた冷凍技術とカカオの製法に学びながら製品化した技術力、市場に存在しない価値を形にして新たな市場を拓く展開を評価理由として挙げています。
開発担当者のコメント
UCCジャパン株式会社 サステナビリティ経営推進本部のプロジェクトマネージャーである小坂朋代氏は、「コーヒー豆の魅力である“香り”を余すことなく堪能したい・・・」という研究者たちの興味を原点に、20年以上をかけて確立された技術から商品化されたと振り返っています。
普段扱うコーヒーとは異なるため、包装や物流、品質保証をゼロから構築するハードルがあったとしつつ、商品化に至る挑戦や新しい価値提案が評価されたことへの喜びを示し、今後もコーヒーの可能性を広げて新たな体験を届けていくとしています。
関連組織・製品の概要
製品および関連組織の基本情報は以下の通りです。
- 製品名称:YOINED
- 発売:2023年11月
- 製法特許:特許第6849552号
- 販売元:UCC上島珈琲株式会社(本社:兵庫県神戸市、資本金:1億円、社長:芝谷博司)
- UCCグループ実績:2025年12月期売上高 4,710億円
- 受賞制度:グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会、HP: https://www.g-mark.org/ )
本記事はUCC上島珈琲株式会社の発表をもとに作成しました。
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