不動産売買企業向けAI開発事例 株式会社ジェイトラスト様の仕入れ判断を支えるAI収益シミュレーションシステムの開発・導入を支援
Irwin&co、ジェイトラストに物件仕入れ判断を支援するAI収益シミュレーション導入
CATEGORY: ビジネス
生成AIの受託開発やコンサルティングを手がけるIrwin&co株式会社は、不動産事業などを展開する株式会社ジェイトラストに、物件の仕入れ判断を支援する収益シミュレーションシステムを開発し導入しました。

本システムは、AIが物件概要書やレントロール(賃料明細表)を読み取り、売却を見据えて仕入れるかどうかの意思決定を支援するものです。
不動産売買事業では仕入れが収益の要であり、収益シミュレーションは中核業務にあたります。ジェイトラストではこれまで、1日あたり約40件の物件情報を取得し、物件ごとにExcelへ基本情報を手入力していました。
さらに物件ごとの利回りや想定売却価格などの収益シミュレーションを含め、情報の入力から収支の試算までを担当者が個別に対応していました。入力や計算にかかる時間が、検討できる物件数そのものを制約していたことが課題となっていました。
導入されたシステムの主な機能
Irwin&coは、ジェイトラストの不動産売買業務と独自の収益計算ロジックに合わせ、スクラッチでシステムを開発しました。主な機能は以下の通りです。
- 物件概要書・レントロールのAI読み取り:物件概要書やレントロールなどの資料から必要な情報を読み取り、入力の手間を削減
- 出口を見据えた収益シミュレーション:業務フローと計算ロジックに沿って利回りや想定売却価格などを試算し、仕入れ可否の判断を支援
- 検討履歴の蓄積:物件ごとの検討内容や判断記録をシステム上に残し、社内で共有
導入の決め手と社内の評価
ジェイトラスト側はシステム導入の決め手について、独自の業務フローや収益計算の考え方に合わせて柔軟に対応し、オリジナルのシミュレーションを構築できた姿勢を挙げています。
同社は、物件情報の入力や収益シミュレーションにかかる時間を削減し仕入れ判断を迅速化できる点に加え、過去の検討履歴を蓄積して社内の共有資産にできる点を評価しています。蓄積された情報は将来的な人材育成やノウハウ共有にもつながるとしています。業務への定着を進めることで、情報取得から仲介会社などへの返答までの一連の業務スピードが大幅に向上すると期待を寄せています。
今後の機能拡張と展望
Irwin&coとジェイトラストは、本システムを起点とした機能拡張も検討しています。
- 路線価・売買事例の自動取得
- 売買事例・周辺情報の地図(Map)表示と、物件概要書・稟議書への差し込み
- 仕入れ後の物件ごとの粗利を時系列で可視化する仕組み
これらの開発を通じて、仕入れ判断から保有・売却までを一貫して支えるシステムへの発展を目指すとしています。
両社の概要
株式会社ジェイトラスト
- 代表者:代表取締役 岩本圭賢
- 本社:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-19-5 プライム人形町10F
- 設立:2017年6月
- 資本金:1億円
- 事業内容:不動産の保有・賃貸・管理・売買および仲介、不動産コンサルティング、電気工事・電通信工事 ほか
- URL:https://jtrust-inc.jp/
Irwin&co株式会社
- 代表者:代表取締役 アーウィン海
- 所在地:〒150-0044 東京都渋谷区円山町5番5号 Navi渋谷Ⅴ 3階
- 設立:2025年6月
- 事業内容:生成AIを活用したシステムの受託開発・コンサルティング
- URL:https://www.irwin-and-co.com/company
本記事はIrwin&co株式会社の発表をもとに作成しました。
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