日本在住アメリカ人監督による「WILD BOYS」、カンヌ映画祭で公開
第77回カンヌ国際映画祭のオープニング日に、日本在住のアメリカ人監督ZAK BANEYが京都・亀岡市で撮影した長編映画「WILD BOYS」が、メイン会場のPALAIS DES FESTIVALS内シアターPALAIS Dにて公開される。本作は2023年5月に京都で撮影され、2024年5月14日夜8時からの上映が予定されている。
「WILD BOYS」は、読書好きのオタクとケンカ好きの不良という正反対の性格の少年2人の親友を主人公に、児童養護施設に連れて行かれそうになったコウガを救うため、親友のマモルと共に山で自給自足生活を始めるというストーリー。大自然を相手に四苦八苦のサバイバルを繰り広げながら、数々の困難を乗り越えていく大冒険が描かれる。
メインキャストは吉本陸翔演じるマモルと、歳内王太演じるコウガ。そのほか、友寄由香里、田村ツトム、村崎真彩、おかだまるひ、佐渡山順久、虹園春美、海道力也、竹折英雄、古米翔太、有村春澄、竹内大騎らベテラン俳優陣が脇を固める。
サウンドトラックは、1980年代にアメリカのビルボード誌で19週連続チャートインを記録した伝説のロックバンド「LOUDNESS」が担当。プロデューサー兼アーティスト、写真家の八木ジンがアートディレクションを手掛け、杣理沙が脚本の英日翻訳と監修を務めた。また、フランス人のJulia de Cadenetがフランス側のCo Producerとして名を連ねている。
ZAK BANEY監督は、これまでに数多くのPVを撮影し、音楽プロデューサーとしても活躍。「WILD BOYS」は同監督にとって3度目のカンヌ国際映画祭出品作となる。京都・亀岡市のバックアップを得て、亀岡film Comissionが最後までサポートしたという。