Figma、「Config India」で新機能を発表。コード、コンテキスト、AIエージェントをフルスタック・クリエイティブキャンバスに集約。
Figma、キャンバス上でAIやコードを活用できる新機能をConfig Indiaで発表
CATEGORY: テクノロジー
米国サンフランシスコに本社を置くFigma, Inc.は、インドのベンガルールで開催されたConfig Indiaにおいて、チームがAIを活用してキャンバス上で共同作業しながらデザインと開発を進めるための新機能を発表しました。デザインキャンバス上でコードを取り込み、チームやAIエージェントとコンテキストを共有することで、実際のコンテンツやデータに基づくプロダクトのリリースを可能にします。先週一般提供を開始したFigma AIエージェントとともに、チームとAIの協働を支援する環境を整えます。
発表された新機能は今後数週間かけて順次提供される予定で、提供時期や利用条件は機能によって異なります。
Figma Designのキャンバス上でコードで動作するプロトタイプを作成・編集・比較し、本番環境への展開も可能にするコードレイヤーが、オープンベータ版として提供を開始しました。Figma AIエージェントへのプロンプト指示やGitHubリポジトリからの取り込みに加え、MCPを通じたコーディングエージェントからのコード取り込みに対応します。
また、Figma MCPには新機能が追加され、20の新たなパートナーとの連携により拡充されました。Open Code、Dia、Meta Muse、Sarvamなどを通じてAIエージェントの接続が可能になります。チームは作成したデザインを操作可能なコードレイヤーに変換し、既存デザインを活用した開発を進めることもできます。
仕様をドキュメント化するFigma Specs
Figma Specsは、デザインの意図や実装の詳細をドキュメントにまとめ、チームやAIエージェントと共有できるMarkdownエディターです。Figma上で単独のファイルとして作成できるほか、キャンバス上のデザインと並べて作成することも可能です。
通常のMarkdown形式でのドキュメント作成や編集に加え、キャンバス上のコンテンツ参照、FigJamの図、コードレイヤー、デザインの埋め込みに対応しています。
今回のアップデートでは、デザインライブラリ、コードライブラリ、ガイドラインをFigmaに集約できる環境が導入されます。点在する情報や参照元を個別に紐付ける代わりにひとつのデザインシステムとして接続し、全体像の可視化や改善を支援するツールを備えることで、管理から改善までを同じ場所で進められるようになります。
Payload連携によるアプリ作成とデータ管理
オープンソースのバックエンド兼コンテンツ管理システム(CMS)であるPayloadとの連携も強化されました。Figma Makeにプロンプトで指示してアプリを作成し、Payloadに接続することで、コンテンツやデータの作成、公開、管理までをひとつの場所で行えるようになります。
デザイナーがアプリで使用するコンテンツをもとに開発を進め、マーケターが管理画面からコンテンツを追加・更新し、開発者がPayloadのオープンソースフレームワークを用いてアプリをカスタマイズする一連の作業を、すべてFigma内で進められます。
Figma, Inc.について
- 設立: 2012年
- 本社: 米国サンフランシスコ
- 共同創業者兼CEO: Dylan Field
- 事業内容: ブラウザベースでチームのデザインとプロダクト開発を支えるプラットフォームの提供
本記事はFigma, Inc.の発表をもとに作成されています。
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