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アイシンが山口市阿東地域で免許不要なモビリティの実証実験を開始

愛知県刈谷市に本社を置く株式会社アイシン(社長:吉田 守孝)は、山口県が実施する2026年度「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」の協働企業に採択され、山口市阿東地域における移動課題の解決に向けた取り組みを開始した。「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」は、山口県が企業などと協働し、デジタル技術を活用して地域や行政の課題解決をめざす事業である。同社は山口市の協働企業として「免許がなくても自由に動ける、中山間地域の移動を変えたい!」をテーマに掲げ、免許を必要としないモビリティを活用した新たな移動手段の可能性を検証する。

中山間地域が抱える移動の課題

山口市阿東地域では、自動車運転免許を返納した高齢者などの移動手段が運行本数の少ないバスや家族による送迎などに限られており、日常の買い物や地域活動への参加が困難になっていることが課題となっている。さらに、地域を訪れる観光客にとっても、りんご園や長門峡などを巡るための地域内移動手段が十分に確保されていない状況がある。

同社は培ってきたモビリティ技術を生かし、地域住民がより自由に移動できる環境づくりを進める。具体的には、阿東地域で開催されるイベントにおいて、同社の姿勢制御技術「リーンステア制御」を搭載した試作電動モビリティなど2種類の車両を用いた試乗を実施する予定だ。地域住民や来場者からの意見をもとに、操作性や安全性、乗りやすさ、利用意向などを確認し、日常生活や観光での活用の可能性を検証していく。

今後の展望と持続可能な移動の実現

同社は今回の実証を通じ、地域の移動ニーズや姿勢制御技術の実用性を把握したうえで、持続可能な移動の仕組みづくりにつなげていくとしている。今後は地域や行政、パートナーとの連携を進めながら、誰もが移動しやすい地域社会の実現をめざす方針だ。

本記事は株式会社アイシンの発表をもとに作成されています。

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