日本住宅 YAMATOMACHI TERRACEがグッドデザイン賞受賞
岩手県盛岡市に本社を置く日本住宅株式会社(代表取締役会長兼社長:滝村照男)が手掛けた高級賃貸レジデンス「YAMATOMACHI TERRACE」(仙台市若林区大和町)が、2026年度グッドデザイン賞を受賞した。施工プロセスの工夫を通じた先進的なデザインの実現や、再現性の高い賃貸ビジネスモデルの構築などが審査委員から評価された。
高度な設計の実現と再現性を両立したデザイン
同物件の審査では、床の高さをあえて互い違いにする難易度の高いデザインに挑戦し、構造模型を活用する施工プロセスの工夫によって実現させた点が評価された。梁の上下にスラブを配して床レベルを変える構成は、柱梁とスラブの取り合いや配管ルート、防水の納まりなどの難度が増すものの、構造体の模型を製作して施工精度と工期の双方を担保した実効的なプロセスが審査委員から好意的に受け止められた。
また、1フロア1住戸のモデルプランを起点に敷地条件に適応させる手法をとり、他の土地や将来の用途変更にも対応できる反復可能な資産価値を生み出した点も評価対象となった。さらに、各階のエレベーターホールには建物の断面図をモチーフとしたグラフィックが施され、住み手が日常の中で自然に建築の成り立ちやアート性を感じられる空間設計となっている。





地域企業と設計事務所による共存共栄のプロジェクト
本物件の開発の原点には、日本住宅株式会社が取引を重ねてきた丸中倉庫運輸株式会社(代表取締役:中村敏夫氏)の「長年事業を営んできた大和町に新たな個性を与え、豊かな景観を創り出したい」という想いがあった。
その想いを受け、設計には株式会社アーキヴィジョン広谷スタジオ(代表取締役:広谷純弘氏)がディレクター兼デザイナーとして参画した。クライアント、設計、施工の3社が一体となって取り組み、地域の記憶を紡ぎながら長期にわたり不動産価値を保ち続ける建築の実現を目指した。同社は今後も「ないものを創りだす。」という理念のもと、地域の発展と美しい街並みづくりに貢献する住空間を提供していくとしている。
物件概要
- 住所:宮城県仙台市若林区大和町4丁目10-2
- アクセス:市営地下鉄東西線「卸町」駅 徒歩4分
- 構造:鉄筋コンクリート造・地上8階建て
- 総戸数:18戸(3~8階/各フロア3戸)
- 間取り:1LDK
- 専有面積:97.40㎡~99.91㎡
- 竣工:2025年12月
- 公式サイト:https://nj-chintai.jp/yamatomachiterrace/
本記事は日本住宅株式会社の発表をもとに作成。
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