こぐま会の学習教材ひとりでとっくん100が2026年度グッドデザイン賞を受賞
株式会社幼児教育実践研究所「こぐま会」が制作・発行する学習教材『ひとりでとっくん100』が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。
あわせて同教材は、審査委員が個人的なお気に入りや注目した受賞デザインを紹介する企画「私の選んだ一品」において、デザイナーの安西葉子氏によって選出されました。幼児期の考える力を育む独自の教育メソッドや100冊に体系化された学習内容、家庭で取り組みやすい形で提供している点などが評価されています。
18年をかけて完成した100冊の体系的教材


『ひとりでとっくん100』は、幼児教室「こぐま会」で実践されている教育法「KUNOメソッド」をもとに開発されたワークブックシリーズです。将来の教科学習をみすえ、考える力や表現力を育む学習単元を体系的に構成し、教室で行う単元に家庭で取り組めるよう設計されています。
教室での子どもの取り組みを踏まえて一問一問の難易度を検証し、基礎から応用へ段階的に育てる問題配列が特徴です。1987年に最初の5冊を発行して以降、100冊のシリーズ完成までに18年を要しました。現在では、年少から年長までの幼児期の学習教材として幅広く活用されています。
グッドデザイン賞の審査員は、未測量、位置表象、数、図形、言語、生活など6つの領域に展開される全100冊の内容に20年近くにわたる試行錯誤が反映されている点や、書店で一冊から購入でき家庭で学びを進められる点を評価しました。「勉強」の前段階となる脳の準備体操を独自のメソッドで構築し、手に取りやすい形で提供している点にも言及しています。
また、「私の選んだ一品」に選出したデザイナーの安西葉子氏は、「なにかを理解し判断する脳の基礎筋肉のようなものを鍛えるワークシリーズ」とした上で、将来の受験や学校選びといった多くの選択肢の手前で世界の事柄を考える練習ができる優れた教材であるとコメントしています。
教材設計者は、視覚的な美しさにこだわらず学習システムのデザイン性が評価されたと受け止めており、教室での学びを100の単元に分け家庭に届けてきたことが受賞につながったとしています。
受賞展および「私の選んだ一品2026」の展示概要
今回の受賞に伴い、関連する展示会への出展が予定されています。

2026年度グッドデザイン賞受賞展
- 会期:2026年10月31日(土)~11月4日(水)
- 会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
- 開館時間:11:00~19:00(最終日は18:00まで)
GOOD DESIGN Marunouchi「私の選んだ一品2026」
- 会期:2026年10月15日(木)~11月29日(日)
- 『ひとりでとっくん100』の展示期間:第2期:未来をつくるものづくり:2026年10月31日(土)~11月13日(金)
- 会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F)
- 開館時間:11:00~20:00(各期の最終日は17:00まで)
株式会社幼児教育実践研究所「こぐま会」について
株式会社幼児教育実践研究所「こぐま会」は、幼小一貫教育の理念に基づいて基礎教育を実践している幼児教室です。就学前の幼児を対象とした教育を「教科前基礎教育」と捉え、独自の指導法「KUNOメソッド」を確立しています。
- 代表取締役:久野 泰可
- 設立年月日:1983年4月
- 所在住所:〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西1-20-6
- URL:https://www.kogumakai.co.jp/
本記事は株式会社幼児教育実践研究所「こぐま会」の発表をもとに作成しました。
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