東京造形大学の学生主体オープンキャンパスが2026年度グッドデザイン賞を受賞
東京造形大学(東京都八王子市、学長:生嶋順理)が実施する取り組み「東京造形大学 オープンキャンパス|学生主体の全学協働型・テーマ再設計モデル」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞した。同大学では2005年度から学生主体の体制へ移行し、独自のオープンキャンパスを展開している。学生と教職員が協働しながら、企画の立案から各種ツールの制作、当日の運営までを一体的に手がけている。
学生と教職員が協働してつくる実践的な学びの場
本取り組みでは、学生自らが大学の特色や教育理念を体現する新たなテーマを毎年設定している。そのテーマに基づき、メインビジュアルをはじめ、ポスター・パンフレットなどの広報物、Tシャツやグッズ、会場演出、企画といった多様な成果物を学生が制作し、教職員と協力してオープンキャンパスをつくり上げている。
オープンキャンパス自体が学生にとって企画・デザインを実践する学びの場となる一方、来場者にとっては教育研究の成果や学生の活動を体験できる機会となっている。学生の視点や造形力・企画力を実社会へつなげるとともに、2005年度の移行以来、改善と更新を重ねながら表現を発展させてきた点が特長となっている。大学側は今後も、将来クリエイターとなり得る学生の視点を生かし、社会のニーズに応えながら協働によるオープンキャンパスを継続・発展させていく意向を示している。



年度ごとのテーマ設定と近年の実績



受賞対象となったモデルは、時代に即した新たなテーマを毎年度再設定し、全学体制で取り組む点に特徴がある。美術大学における学びやデザインの社会的意義を来場者が体験する場とすることで、学生の創造性を育み、新たな価値の創出につなげている。
近年の開催実績としては、2025年7月19日(土)・20日(日)に開催されたOPEN CAMPUS 2025において「造熱」をテーマに実施された。また、2026年7月18日(土)・19日(日)に開催されたOPEN CAMPUS 2026では「SPICE」をテーマに掲げて行われた。
在学生の成長をデザインに変換する姿勢を審査員が評価
グッドデザイン賞の審査員は、「こういった取り組みは、学生が参加・制作したという事実に満足してしまう傾向があるが、東京造形大学のこの活動は、学生参加のみで完結せず、学校の教育理念を理解し、出来上がりのクオリティや創造性にしっかりと目を向けて制作されており、在学生の成長をデザインクオリティに変換し、参加する未来の入学生に「入学後の成長」を的確にメッセージしている点を評価した」とコメントを寄せている。
本取り組みの詳細は、グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ(https://www.g-mark.org/gallery/winners/34564)でも公開されている。
東京造形大学の概要と問い合わせ先
東京造形大学は1966年に服飾デザイナーの桑澤洋子により東京都八王子市に設立された美術大学である。デザインと美術を「造形」という幅広い観点から総合的にとらえ、既成概念にとらわれない柔軟な発想力で学生の独自性を育む教育を実践している。

本件に関する問い合わせ窓口は以下の通り。
- 担当部署:東京造形大学 企画・広報課
- TEL:042-637-8111
- Email:kikaku@zokei.ac.jp
本記事は東京造形大学の発表をもとに作成しています。
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