東栄住宅グループの3プロジェクトがグッドデザイン賞を受賞
東栄住宅グループが手がける3つのプロジェクトが、グッドデザイン賞を受賞した。対象となったのは、フィリピンでの分譲住宅プロジェクト、若手職人の育成プログラム、深い軒出を再構築した屋根の取り組みである。国内外での住環境の提案や、業界が直面する課題へのアプローチが評価された。



気候風土適応住宅・アジアの次世代型スタンダードハウスは、東栄住宅グループ初の海外分譲住宅プロジェクトHANA GARDEN VILLASを舞台にした取り組みである。フィリピンの伝統的な高床式住宅の考え方を取り入れた床下空間の活用や、日本の住文化である「玄関(GENKAN)」「縁側(ENGAWA)」を採用し、蒸暑地域に適応する住環境の構築を目指した。設計や施工に加え、人財育成や安全管理の向上にも取り組み、日本とフィリピンの間で技術・文化・人財が循環する仕組みづくりを進めている。
グッドデザイン賞の審査員は、「ともすれば十字軍的技術の押し付けとなりがちな海外協力事業とは一線を画する、文化も技術も双方に意義のあるこれからの海外協働のあり方の可能性を示すプロジェクトとして高く評価した」と評している。



若手職人のキャリア自律を促す育成プログラム
日本の住宅職人育成プログラム【大工クラフター×マルチクラフター】は、職人の減少という社会課題に対し、従来の職人育成を見直して新たな職能教育の構築を目指した取り組みである。プログラムは「大工クラフター」と「マルチクラフター」の二軸で構成され、若手職人が自身の適正や希望、将来像に応じて成長の方向性を選択できる育成環境を整備した。
審査員からは、従来の「見て覚える」アプローチを細分化してプログラム化し、個々の適性に柔軟に対応できる点が評価され、今後はより社会に開かれたプログラムとして成長していくことへの期待が寄せられた。



現代住宅における深い軒出の再構築

Grand Shade/2方向はね出し屋根は、現代住宅から失われつつある「深い軒出」を、文化、環境、景観などの視点から再構築する試みである。構造的な工夫によって2方向にはね出した屋根を採用し、シャープな先端と日本の気候風土に合った建物外観の実現を目指した。
審査員は、軒を環境制御の機能として捉えて軽やかな外観と環境性能を両立している点や、軒先の構造強度を高めることでソーラーパネルの設置範囲を広げた点を挙げ、構造・意匠・環境性能を一体化した住宅の可能性を示していると評価した。
関連情報・公式サイト
- グッドデザイン賞
https://www.g-mark.org/
- 気候風土適応住宅・アジアの次世代型スタンダードハウス 受賞ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/34616
- 日本の住宅職人育成プログラム【大工クラフター×マルチクラフター】 受賞ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/34628
- Grand Shade/2方向はね出し屋根 受賞ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/34632
- 東栄住宅 公式サイト
https://www.touei.co.jp/
- 分譲住宅ブランド ブルーミングガーデン 公式サイト
https://www.e-blooming.com/
- 注文住宅ブランド ブルーミングクラフト 公式サイト
https://bloomingcraft.jp/
- 戸建賃貸ブランド ブルーミングメゾン 公式サイト
https://www.touei.co.jp/maison/
本記事は東栄住宅の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



