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Nexadata、積算AI「SAKUJI」のセルフプランを月額9,900円から提供開始

株式会社Nexadataは、電気工事の数量拾いを支援する積算AIプラットフォーム「SAKUJI(サクジ)」のセルフプランを、月額9,900円(税込)から提供開始しました。図面から品目や数量の候補をAIが検出し、担当者が図面と照合しながら確認や補正を行うことで、数量拾いの負担軽減と見積内容の検討時間の確保を目指します。2026年7月の先行提供を経て、同年9月1日に正式提供を始めました。

数量拾いの工数削減と知見の共有を支援

積算業務では、図面上の記号を数えて転記する作業に多くの時間がかかり、特定担当者への業務集中が次の見積依頼への対応や若手への引き継ぎに影響することが課題とされています。SAKUJIは数量拾いの負担を減らし、担当者が確認や判断に集中できる環境を整えるほか、確認・補正の記録を業務履歴として共有・蓄積することで、積算の知見を組織内で引き継ぐ取り組みも支援します。

同社のBPO部門に所属する設計士・積算士による実測(設計図面30枚・1案件を対象としたもので、セルフプラン単独の利用効果を示すものではない)では、積算工数を112.5時間から12.5時間へと100時間(88.9%)削減し、設計・積算・見積の統合工数は72.3%削減したとしています。

SAKUJIの特徴と利用手順

SAKUJIは、AIが検出した品目・数量の候補と図面上の該当箇所を対応づけて表示する機能を備えています。担当者は図面と結果を照合して拾い漏れや過剰検出を確認・補正したうえで数量を確定でき、確定したデータはExcelやCSV形式で出力可能です。既存のCADや見積システムを引き続き利用しながら実務向けの見積書出力まで対応し、API連携の相談も受け付けています。

セルフプランの利用は以下の4ステップで進められます。

  1. 案件を登録:プロジェクトを作成し、案件の情報を登録します。
  2. 図面をアップロード:対象図面をアップロードし、AIが品目・数量の候補を検出します。
  3. 結果を確認・補正:図面上の該当箇所と照合し、必要な追加・補正を行って数量を確定します。
  4. 数量データを出力:確定した数量データをExcel・CSV形式で出力し、見積作成に活用します。

プランは、自社担当者が操作する「セルフプラン」(月額9,900円・税込から、1名分の利用料を含む)、図面を預かりAIと設計士・積算士が確認・補正まで行う「おまかせプラン」、組織規模に合わせて個別設計する「エンタープライズプラン」が用意されています。

公的支援の採択と今後の展望

株式会社Nexadataは、LLE株式会社、株式会社ワークエントリーとのコンソーシアムにより、群馬県「令和8年度ぐんま未来共創トライアル補助金」に採択され、県内の建築・電気・設備会社を対象とした社会実証を進めています。この実証成果は2027年3月に予定される県の成果発表会で報告される見込みです。

また、同社の建設DX事業は公益財団法人東京都中小企業振興公社の事業可能性評価事業で「事業可能性あり」と評価されました。今後は電気設備図面を軸に対応図面や工種を広げ、見積作成機能の充実や案件管理への対応を進める予定です。

代表取締役CEOの槍田三四郎氏は「数量を数え、転記する負担を減らし、積算を担う人が確認と判断に時間を使えるようにします。日々の確認・補正の記録を、次の担当者が学べる手がかりにしていきます。現場で培われてきた知を、組織の力として受け継げる仕組みをつくっていきます」とコメントしています。

株式会社Nexadataの概要

  • 会社名:株式会社Nexadata(ネクサデータ)
  • 代表者:代表取締役CEO 槍田 三四郎
  • 設立:2025年7月2日
  • 本社:〒105-0012 東京都港区芝大門1-2-14 H¹O浜松町702号室
  • 群馬支社:〒370-0849 群馬県高崎市八島町117-8 第一明構ビル5階
  • 事業内容:建設業向けAI・データ活用サービスの開発・提供/受託システム開発サービスの提供

本記事は株式会社Nexadataの発表をもとに作成しました。

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