大学受験の数学記述答案を30秒で採点・添削するAIアプリ「SIRUS」を提供開始
DeNAと子会社BAKERU、大学受験生向け数学記述添削AIアプリを提供開始
CATEGORY: テクノロジー
株式会社ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:南場 智子)とその子会社であるBAKERU株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:張本 龍司)は、大学受験生向けの数学記述添削AIアプリ「SIRUS(シルス)」の本格的な提供を開始しました。
紙に解いた手書きの答案をスマートフォンで撮影すると、AIが30秒以内に部分点まで採点を行う仕組みです。国公立大学や難関私立大学を目指す受験生が抱えがちな学習への不安を解消し、日々の学習に伴走することを目指しています。
開発の背景と経緯

数学の記述対策において、自分の解答を客観的に評価してもらう環境は、居住地や家庭の経済状況に左右されやすい現状があります。参考書で学習を進めるなかで答案が合格水準に届いているか確かめる機会が限られ、孤独や不安を抱える受験生も少なくありません。
こうした課題に対し、AIの活用によって低コストで個々に合わせた学習を届けることを意図して「SIRUS」が開発されました。ディー・エヌ・エーの新規事業創出の取り組みから社員の企画提案によって事業化に至り、開発初期(2025年11月)からプロトタイプを実際の受験生100名以上に提供して改善を重ねてきました。
BAKERU株式会社インキュベーション第一グループの水谷 亮輔開発責任者は、自身の受験経験や教育NPOでの活動に触れた上で、「『SIRUS』は、答案から一人ひとりのつまずきを読み取り、合格までの道のりに毎日伴走するAIコーチです」と述べています。
アプリの主な機能や特長は以下の通りです。
- 撮影するだけで、30秒以内に部分点まで採点
手書き答案を撮影すると、AIが途中式を読み取って部分点まで採点します。採点結果は、「解答の方針を立てる力」「採点者に正しく伝える力」「計算を丁寧にやり切る力」に対応した「方針」「論証」「計算」の3観点で示されます。
- 志望校から逆算して「あなたのための3問」を毎日出題
志望大学合格に必要な実力と答案データから分析した現在の実力差を基に、大学入試の分析に基づき作成した約3,000問のオリジナル問題から、合格の可能性を高める3問を推薦します。さらに演習を積む「演習プラス」や「分野別トレーニング」も用意されています。
- 合格までの現在地と学習計画を可視化
分野ごとの現在の実力と志望校合格に必要なレベルの目安をレーダーチャートで表示し、入試本番までの期間から逆算して日々の学習計画と道のりをつなげます。
今後の展開
今後は収録問題の拡充に加え、数学以外の教科への展開や、学校・地方の学習塾での教材としての活用も検討していくとしています。将来的には大学受験にとどまらず、一人ひとりに合わせた学びを届ける教育サービスへの発展を目指す方針です。
- サービス名:SIRUS(シルス)
- 概要:大学受験生向け数学記述添削AIアプリ
- 料金:無料(2026年10月時点)
- ダウンロード:App Store/Google Play
- 公式サイト:https://lp.sirus.jp
- 提供:株式会社ディー・エヌ・エー
本記事は株式会社ディー・エヌ・エーおよびBAKERU株式会社の発表をもとに作成しました。
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