冷え性で最も冷えを感じるのは足先、人気の対策グッズは?
ワシオ株式会社が20代後半から40代の寒がりの人を対象に実施した「冷え性対策」に関する調査によると、冷え性であると自覚している人は92.1%に上ることがわかった。冷えを最も感じる部位は「足先(65.7%)」で、次いで「手先(25.4%)」という結果だった。
冷え性の症状としては、「手足が冷たい(88.4%)」が最多で、「肩や首がこる(39.7%)」「肌が乾燥する(31.6%)」などが続いた。冷え性の根本的な原因は血行不良とされており、体をしっかり温めることで不調の緩和・予防ができるという。
寒い季節の過ごし方については、湯船につかる、靴下を履く、暖房やこたつで暖まるなどの対策が挙げられた一方で、寒さのために外出を控えるなど行動が制限されているケースも見られた。
冷え性の原因については、「血行不良(74.7%)」が最多で、「運動不足(40.7%)」「自律神経の乱れ(38.8%)」などが続いた。また、冷え性は病気ではなく体質だと知っている人は53.9%にとどまった。
冬の辛さとしては、「朝起きるのが辛い(54.7%)」「寒くて外出したくなくなる(49.4%)」などが挙げられた。冷え性対策として取り入れているグッズは「カイロ(45.0%)」「手袋(43.0%)」「保温靴下(40.6%)」が上位だったが、その効果を実感できている人は36.3%と少数だった。
靴下選びのポイントとしては、「保温性(59.1%)」「厚み(40.9%)」「価格(40.7%)」が重視されていることがわかった。