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Aratas、日産Global Innovation Awardを受賞

京都市下京区に本社を置くAratas株式会社(代表取締役社長 CEO:江崎雅彦)は、日産自動車株式会社(以下日産)より、同社の2026年 NISSAN Global Innovation & Quality Awardにおいて「Global Innovation Award」を受賞した。この賞は、日産の商品競争力とブランド価値の向上に貢献したサプライヤーを毎年表彰するものとなっている。Aratasは日産の戦略的パートナーとして、電気自動車(EV)「日産リーフ」(第3世代)の一部グレードに搭載される3Dホログラフィックリアコンビネーションランプを共同開発した。

薄型導光板で立体を表現する空間投影技術

当該ランプの特徴である3Dホログラム表示は、Aratasが長年の光学技術研究を経て独自に開発した空間投影技術によるものである。同社が得意とする光線制御設計と微細加工技術を組み合わせることで、透明な樹脂板(導光板)とLED(光源)というシンプルな構造でありながら、立体的な像を表示できる仕組みとなっている。

今回「日産リーフ」に採用された空間投影導光板は2mm厚の透明樹脂板だが、疑似的に40mm分の奥行きを表現している。なお、技術的には導光板表面から奥行き40mm+飛出し20mm、合計60mm分の立体表現が可能だという。

本技術は従来アミューズメント機器を中心に採用されていたが、自動車への採用は「日産リーフ」が初めてとなる。部品の小型化、軽量化、省資源化が求められる自動車業界において、シンプルな構造と限られたスペースで立体を表現できる本技術は、これらの要求を満たす解のひとつとして広く貢献できると同社は確信しているとしている。

Aratasは今回の採用と受賞を機に、今後テールランプだけでなく様々な自動車用部品に向けて本技術を幅広く提案していく計画を立てている。

Aratas株式会社は「私たちの技術で、人の想いと可能性を繋ぎ、新たな明日を創造します。」をミッションに掲げている。2026年7月1日にオムロン・グループの中で分社・設立され、10月1日にオムロンから分離・独立した。社名の「Aratas」は日本語由来の「新たな」と「明日」を掛け合わせたもので、オムロンの祖業である電子部品技術の90年以上の歴史と信頼を継承している。

【Aratas株式会社の概要】

  • 社名:Aratas株式会社
  • 本社所在地:京都市下京区
  • 代表者:代表取締役社長 CEO:江崎雅彦
  • 事業内容:リレー、スイッチ、コネクタ、センサー等の電子部品の開発・製造・販売
  • 実績:2025年度の売上高は実績で約1,600億円

本記事はAratas株式会社の発表をもとに作成。

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