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「相続」が「争族」に?相続経験者の約25.3%が家族・親族間の意見対立や揉め事を経験 原因の約73.7%が「遺産の分け方・相続割合」

相続経験者の約25.3%が対立や揉め事を経験 エレメントの相続トラブル実態調査

CATEGORY: ライフスタイル

株式会社エレメントは、弁護士保険比較サイト「弁護士保険STATION」において、相続経験者を対象に実施した「『争族』遺産相続トラブル実態調査」の結果を公表しました。

調査によると、過去10年以内に自身が相続人として手続きや話し合いに関わった人の約25.3%が、家族・親族間で意見の対立や揉め事を経験したと回答しました。また、トラブルの原因として「遺産の分け方・相続割合」が約73.7%で最多となった一方、約47.7%は専門家に相談や依頼をしていなかった実態が明らかになりました。

相続経験者の4人に1人が意見対立や揉め事を経験

全国の20〜69歳の男女2,000人を対象にしたスクリーニング調査では、18.05%が「過去10年以内に相続が発生し、自分自身が相続人として関わった」と回答し、現在相続手続きや遺産分割などに関わっている人は1.8%でした。過去10年以内の相続に関わった人のうち、68.26%が中心となって関わり、23.93%が手続きや話し合いに参加・関与したと答えています。

これらのうち、過去10年以内に自身が相続人として手続きや話し合いに関わった全国の24~69歳の男女300人を対象に本調査を実施したところ、約25.3%にあたる76人が「意見の対立や揉め事があった」と回答しました。内訳は、「裁判・調停などの法的手続きに発展した」が6%、「深刻な対立・揉め事になった」が7.67%となっています。

家族・親族間で意見の対立や揉め事があった76人に対し、その原因を尋ねたところ、「遺産の分け方・相続割合」が73.68%で最も多く、次いで「不動産の分け方・処分」が46.05%となりました。現金や預貯金だけでなく、不動産などの分けにくい財産の扱いが対立につながる状況がうかがえます。

専門家はコメントの中で、財産の分け方をきっかけに介護への貢献や生前贈与、過去の家族関係への不満まで持ち出されて対立が深まるケースがあるとし、家族それぞれの事情も踏まえて早めに問題を整理することが大切であると指摘しています。

専門家への相談状況と弁護士に依頼しなかった理由

相続経験者300人に対し、専門家へ相談・依頼したかを尋ねた結果、47.67%が「専門家に相談・依頼していない」と回答しました。相談・依頼した専門家の内訳は、「司法書士」が20%で最も多く、「弁護士」が14.67%、「税理士」が12.67%でした。

弁護士に相談・依頼しなかった250人にその理由を聞いたところ、「家族・親族だけで解決できると思った」が32.4%で最多となり、次いで「それほど深刻な問題だと思わなかった」が32%、「弁護士に相談する前に解決した」が24%と続いています。家族間で解決できると考えたり、問題を深刻に捉えなかったりすることが相談につながらない要因の一つとして挙げられています。

相続前に知りたかったことは「不動産の分け方・処分」

相続経験者に「相続が発生する前に知っておきたかったこと」を聞いたところ、「不動産の分け方・処分」が20%で1位となり、次いで「遺言書」が18%、「相続税」が17%となりました。財産の分け方や遺言、相続税について、事前に知識を得ておきたいというニーズが示されています。

調査概要

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:スクリーニング:全国の20〜69歳の男女 / 本調査:全国の24〜69歳の過去10年以内に相続を経験し相続手続きや遺産分割に関わった男女
  • 調査日:2026年9月
  • 有効回答数:スクリーニング 2,000サンプル / 本調査 300サンプル
  • 調査主体:株式会社エレメント
  • 調査機関:Freeasy(アイブリッジ株式会社)

本記事は株式会社エレメントと弁護士保険STATIONの発表をもとに作成しました。

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