パワーエックスと関西電力、PLANT-2上中店で超急速EV充電を開始
株式会社パワーエックスと関西電力株式会社は、株式会社PLANTが運営する大型総合スーパー「PLANT-2上中店」において、EV充電サービスの提供を開始した。
本取組みは、2025年7月に開始した関西電力とパワーエックスによる共同研究の一環として実施される。パワーエックスが開発・製造する蓄電池型超急速EV充電システムを設置し、最大出力150kWの充電サービスを提供する。
蓄電池型超急速EV充電システムを店舗駐車場に設置
サービスが開始されたのは、福井県若狭町脇袋11-12-1にあるPLANT-2上中店駐車場である。設置設備はパワーエックス製「Hypercharger Pro」で、利用にはスマートフォン向け「PowerX アプリ」を使用する。
充電規格には日本発の急速充電規格であるCHAdeMOを採用している。ポート数は2台分で、蓄電容量は358kWhを備える。充電出力は最大150kWとなり、2台同時充電の場合は最大120kWとなる。バッテリー容量100kWhのEV2台を同時に充電する場合、各車両を20%から80%まで約30分で充電可能としている。
今回の取組みでは、EV充電サービスの提供とあわせてエネルギーマネジメントの実証も行う。蓄電池から設置施設への放電による電力需要のピークカット効果を検証する方針だ。
さらに、将来にわたる日本全体の供給力(kW)を効率的に確保するための市場である容量市場への参入について、蓄電池の調整力を活用した実現可能性の検証も進める。両社は得られた知見をもとにEV充電インフラの整備を推進し、ノウハウの蓄積や付加価値の創出を通じてゼロカーボン社会の実現に貢献するとしている。
導入設備の概要
設置された充電設備の仕様は以下の通りである。
- 設置設備:パワーエックス製 Hypercharger Pro
- 設置場所:PLANT-2上中店駐車場(福井県若狭町脇袋11-12-1)
- 充電方式:CHAdeMO
- ポート数:2台分
- 充電出力:最大150kW(2台同時充電の場合、最大120kW)
- 蓄電容量:358kWh
- 利用方法:スマートフォン向け「PowerX アプリ」から利用可能
参画各社の概要
関西電力株式会社は大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号に本社を構え、取締役代表執行役社長を森 望が務める。電気事業や熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業などを展開し、設立は1951年である。
株式会社パワーエックスは岡山県玉野市田井6-9-1に本社を置く。取締役 代表執行役社長CEOは伊藤 正裕が務めており、大型蓄電池の製造・販売や量産型コンテナデータセンターの開発・販売、再生可能エネルギー等の電力供給、EVチャージステーションのサービス展開を手がける。設立は2021年である。
施設を運営する株式会社PLANTは福井県坂井市坂井町下新庄15号8番地の1に本社を置き、代表取締役社長は三ッ田 泰二が務める。衣食住の生活必需品を取り扱うスーパーセンターを中心に営業展開しており、設立は1982年である。
本記事は株式会社パワーエックスおよび関西電力株式会社の発表をもとに作成。
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