DATAFLUCT、伊藤忠食品の営業支援AIエージェントの検証を開始
株式会社DATAFLUCTは、伊藤忠食品株式会社の営業活動を支援する「営業支援AIエージェント」の検証を開始しました。自社のデータ分析AIエージェント「Airlake BI Agent」を活用し、営業担当者が提案や得意先との対話に注力できる環境づくりを目指します。2026年12月からは営業現場での検証利用を開始する予定です。

営業スタイルの見直しとAI活用の背景

食品卸業界では、消費者ニーズの多様化を背景に、膨大な商品SKUの中から最適な提案を行うことが求められています。営業現場では、提案資料の作成や過去の提案書・社内資料からの情報検索に一定の時間を要する場合があり、情報活用の効率化が課題となっていました。
さらに、担当者の知識やノウハウの共有がOJTを中心とした個人間のやりとりに留まることも多く、個人の「経験と勘」に依存する営業スタイルへの対策として、組織全体で知見を共有する仕組みづくりが求められています。
140年を超える歴史を有し約50万ものアイテムを取り扱う伊藤忠食品は、全国の小売業・外食産業と食品メーカーをつなぐ存在として多くの商品・取引データを扱っています。同社における営業現場へのAI実装による生産性向上のポテンシャルが大きいことから、今回の検証開始に至ったとしています。
営業プロセスを支援する4つの機能
検証では、AIデータ基盤「Airlake」上にDWH・ベクトルDB(RAG)・ナレッジグラフを構築し、営業活動における「探す・集める・調べる・まとめる」を一気通貫で支援する4つの機能を対象とします。
- 対話型検索:自然な日本語の指示により、AIがデータを解析して最適なグラフを生成する
- 資料抜粋機能:蓄積された営業関連資料から必要な情報をチャット形式で抽出し、根拠となるスライドのリンクや実画面を表示する
- AI企業分析:得意先の企業分析資料や実績データを解析し、数値とテキストからインサイト(示唆)を自動生成する
- 提案資料の自動生成:自然言語の指示で過去の提案資料をRAG検索し、提案骨子や仮説コメントを盛り込んだ編集可能なPowerPointドラフトを出力する
提案資料の自動生成は本検証で新たに取り組む機能で、AIが作成した「たたき台」を人が仕上げる分業により、提案準備時間の大幅な削減を目指します。
今後の展開とロードマップ
本プロジェクトは2026年7月末のキックオフから検証システムの構築を進めており、営業現場での利用ログやフィードバックを通じてデータや機能、精度の高度化を段階的に行います。2026年12月からは、提案資料生成機能の高度化やデータ統合の拡張など、実運用を見据えた展開を予定しています。
株式会社DATAFLUCT 会社概要
- 本社所在地:東京都渋谷区桜丘町1-4 渋谷サクラステージ SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー7階
- 代表者:代表取締役CEO 久米村 隼人
- 設立:2019年1月29日
- 資本金:14億9,712万円(資本準備金含む)
- 事業内容:データプラットフォーム構築・運用支援事業、DX推進支援・運用支援事業、サステナブルデータビジネス事業
- Webサイト:https://datafluct.com/
本記事は株式会社DATAFLUCTの発表をもとに作成しました。
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