むすびえが渋谷区のふるさと納税CFで全国のこども食堂支援の寄付受付を開始へ
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえは、2026年10月15日より、東京都渋谷区が実施する「ふるさと納税型クラウドファンディング」で寄付受付を開始します。物価上昇などの課題を抱える全国のこども食堂を支えるための取り組みで、目標金額は3,500万円に設定されています。集まった寄付は、地域ネットワーク団体やこども食堂への支援、調査・研究、広報啓発などの活動に活用される予定です。
目標金額3,500万円で支援を募集
むすびえは2023年度から渋谷区のふるさと納税型クラウドファンディングを通じて寄付を募っており、2025年度は403件、合計約5,300万円の寄付を受けました。これらの資金は、全国のこども食堂を支える多様な活動に使われています。
全国のこども食堂は2025年度の調査で12,602カ所となり地域の居場所として広がっている一方、約85%のこども食堂が物価上昇の影響を感じるなど活動継続の課題に直面しています。こうした状況を受け、今年度も支援を呼びかけています。
渋谷区民に限らず全国から寄付が可能で、所定の条件・上限額の範囲内で所得税や個人住民税の寄附金控除の対象となります。控除の適用には確定申告やワンストップ特例制度による申請などの手続きが必要です。
- 募集期間:2026年10月15日(木)~12月31日(木)
- 目標金額:3,500万円
- 寄付の使途:子どもをはじめとする地域みんなの居場所となっている全国のこども食堂を支援するためのさまざまな活動
- 寄付受付URL:https://furusato-shibuya.jp/cf/detail.php?unid=20a2860fa51b7dccf0ec440fa3fc3d12
日常のつながりを災害時の支援へ

こども食堂は食事の提供とともに地域住民のつながりを育む場となっており、平時からの関係づくりは災害時の支えとしても機能します。むすびえでは、こども食堂が災害時にも地域の安心・安全な場となれるよう、「こども食堂防災拠点化プロジェクト」を通じて防災研修や運営者同士の情報共有、地域関係団体との連携などを進めています。

2026年7月の熊本地震では、平時から連携していた熊本県内の3つの地域ネットワーク団体と協力して被災状況やニーズを把握し、翌8月には地域の協力のもとで計5回の「出張こども食堂」を開催しました。日常的なつながりが発災後の迅速な支援活動につながった事例としています。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえについて
むすびえは、こども食堂の支援を通じて誰も取りこぼさない社会をつくることをビジョンに掲げ、環境整備や調査・研究、企業・団体と連携した支援仲介などを展開しています。2025年度はのべ1,999団体に約3.1億円の助成を行ったほか、企業等からの物資等支援をのべ21,156団体へ仲介しました(売価計算で約8.4億円)。
- 理事長:三島 理恵
- 設立:2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得)
- 所在地:東京都渋谷区
- 公式サイト:https://musubie.org/
本記事は認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



