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名古屋商科大学が愛知県立刈谷北高等学校でケースメソッド教員研修を実施

名古屋商科大学は2026年10月7日、愛知県立刈谷北高等学校の教職員を対象にケースメソッドを活用した教員研修を実施しました。総合的な探究の時間をさらに充実させたいという同校教職員の提案によって実現したもので、栗本博行(栗本学園理事長、名古屋商科大学長)が講師を務めました。同校では研修後、来年度の1年生の探究学習にケースメソッドを取り入れる方向で検討が進められています。

教職員の提案によりケースメソッド研修を実施

愛知県立刈谷北高等学校では、教職員自らが課題を見つけて研修を提案する文化があり、今回は進路指導を担当する教員からの紹介をきっかけに校内での検討を経て開催に至りました。

研修当日は、実際のケースをもとに教員同士が意見を交わしました。探究学習の担当者だけでなく、進路指導や学年運営など多様な立場の教員が参加して活発に議論し、問いの立て方や評価方法など今後の授業づくりを見据えた具体的な質問も寄せられました。

教材として用いられたケースメソッドは、実際に起きた出来事や企業などの事例を教材に、学習者が「自分ならどうするか」を考え、他者との討論を通じて意思決定を学ぶ授業手法です。1922年にハーバード・ビジネス・スクールで誕生した教育手法で、名古屋商科大学では全学的に導入されています。

普通科の探究学習への活用を検討

愛知県立刈谷北高等学校の校長は、国際探究コースで培ってきた探究学習の実践を普通科の総合的な探究の時間にも広げて充実させていくことを目指しているとした上で、「今後は、今回の研修で得た学びや他校の取り組みも参考にしながら、来年度の1年生の探究学習への活用を検討していきます」とコメントしています。生徒が自ら問いを立て、多様な意見に触れながら考えを深められる授業づくりへとつなげていく考えです。

高校教育へ広がるケースメソッドの支援

名古屋商科大学では、大学教育で培ってきたケースメソッドを高校教育にも広げる取り組みを進めています。2026年8月には全国の高校教員43名を対象に「Case Teaching Workshop 2026」を開催し、教員がケースメソッドを体験しながら教授法や授業設計、ケース教材の作成方法などを学ぶ機会を設けました。また、高校からの依頼に応じて高校生や高校教員を対象とした授業や研修も実施しています。

名古屋商科大学の概要

  • 創立:1953年
  • 設置課程:4学部8学科1課程
  • 国際交流:世界63カ国196校の提携校と交換留学や国際ボランティアなどを実施
  • 認証:国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得

※「国内初」は、国内の大学(院)における3大国際認証(AACSB・EQUIS・AMBA)の同時取得状況について、2026年10月時点で各認証団体(AACSB、EFMD、AMBA)公式サイトの認定校リストを確認した結果に基づくものです(名古屋商科大学調べ)。比較対象は日本国内の大学・大学院全体です。本学は2021年9月にEQUIS認証を取得し、国内で初めて3認証の同時取得を達成しました。

本記事は名古屋商科大学の発表をもとに作成しました。

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