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MBSD、SOC利用者向けに能動的脅威探索サービスを提供開始へ

東京都中央区に本社を置き、鈴木大山が代表取締役社長を務める三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は、MBSD-SOCサービスを利用する企業向けに「MBSD-SOC Proactive Hunt」の提供を開始する。2026年9月30日にリリースした「脅威ハンティングサービス(Threat Hunting)」に続くサービスとなる。潜伏するサイバー脅威や侵害兆候を能動的に探索し、ハンティングで得られた知見をSOC運用へ監視対象ルールとして還元することで、継続的な検知力向上を支援する。

近年、正規ツールを悪用するLiving off the Land戦術や長期潜伏型の手法が増加しており、従来のセキュリティ機器やサービスのアラートを中心とした監視だけでは発見が困難な脅威への対応が課題となっている。

政策面においても、2025年12月に閣議決定されたサイバーセキュリティ戦略や、2026年7月に決定されたサイバーセキュリティ2026で深刻化する脅威への対応力強化が重要施策に位置付けられた。さらに同月決定の脅威ハンティングの普及促進・実施等に係る基本方針でも、従来の対策では把握が困難な脅威を能動的に探索する重要性が示されており、こうした動向を背景に新サービスの提供に至った。

MBSD-SOC Proactive Huntでは、MBSDのSOCアナリストが最新の脅威動向や顧客の業種・業務特性・システム環境を踏まえて仮説を策定し、検出ルールの開発から脅威ハンティングの実施までを支援する。継続的な監視が有効と判断された検出ルールは検出用プラットフォームに監視対象ルールとして追加し、SOC運用へ組み込むことで監視運用の継続的な高度化を図る。

提供内容は以下の5つのステップで進められる。

  • STEP1. ハンティング計画作成: MBSD-SOCのアナリストが攻撃トレンドや顧客環境を踏まえ、対象脅威を選定するとともに仮説を検討して計画を作成する。
  • STEP2. 検出ルール開発 / デプロイ: 選定した対象脅威をもとに顧客環境に合わせた検出ルールを開発し、MBSD-SOCで監視対象としているSIEMなどの検出用プラットフォームへデプロイする。
  • STEP3. ハンティング実行: ハンティングを実施し、不審なログやイベントが確認された場合は追加調査を通じて影響範囲や関連する攻撃活動の有無を確認し、顧客への速報通知を行う。
  • STEP4. レポート / 報告: ハンティング結果と分析結果をまとめた報告書を作成し、結果の報告と改善に向けた提言を実施する。
  • STEP5. 検知力強化: 作成した検出ルールのうち継続的な監視が有効と判断されたものを監視対象ルールとして追加し、SOCによる監視運用へ組み込んでリアルタイムモニタリングに活用する。

利用対象と適用範囲

本サービスは、MBSD-SOCサービスを利用中の企業を主な対象としている。また、SIEMを活用したSOC運用を実施している企業や、セキュリティ監視運用の高度化を検討している企業、SOCサービス事業者におけるサービス高度化、自社運営SOCであるPrivate SOCの検知・監視強化にも活用できるとしている。

サービスに関する詳細情報は専用ウェブサイト(https://www.mbsd.jp/solutions/mss_top/proactive-hunt/)に掲載されている。

本記事は三井物産セキュアディレクション株式会社の発表をもとに作成。

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