マイボイスコム株式会社が2024年11月に実施した「SNSの利用」に関するインターネット調査の結果が発表された。調査対象はMyVoiceのアンケートモニターで、9,186名から回答を得ている。

調査によると、SNS登録者のうち毎日利用している人は8割に上り、特に若年層での利用頻度が高いことがわかった。利用場面は「自宅でくつろいでいるとき」が57.6%と最も多く、女性の10～30代では7割前後が自宅でSNSを利用していた。

SNSの利用内容については、「他の人の投稿文やコメントを読む」が57.6%でトップ、次いで「メッセージやチャット、DM等を個人同士・グループ内で送信・受信する」が36.8%となった。男性の10・20代では「投稿する、つぶやく」が、女性の10～30代では「他の人の投稿にコメントや、いいね!をする」が2位に入っている。

最もよく利用しているSNSは「LINE」が57.6%で1位、「X」が20.0%で2位だった。「X」は男性の10～30代で各5割強、女性の10・20代で約36%が利用しており、若年層での人気が高い。今後利用したいSNSでも「LINE」が49.5%でトップ、「X」と「Instagram」が各2割強で続いた。

SNSに対する回答者のコメントでは、「人との連絡や情報収集ツール」「便利なもの」といった肯定的な意見がある一方で、「犯罪の温床になっている部分が多い」など否定的な意見も見られた。