MODEがBizStackに土留め・山留め傾斜監視Appを追加
現場データプラットフォーム「BizStack」を提供するMODE, Inc.は、建設現場の土留め・山留め壁の傾斜を24時間遠隔監視する「土留め・山留め傾斜監視App」を追加しました。ソナス株式会社が提供する「無線式 傾斜監視システム」と連携し、傾斜センサーで取得したデータをリアルタイムに可視化します。設定したしきい値を超えた際には担当者へ自動でアラートを通知し、掘削工事における安全管理の高度化を支援するとしています。
開発の背景と建設現場の課題
建設現場における掘削工事では周辺地盤の崩壊を防ぐ目的で土留め・山留め壁が設置されますが、土圧や水圧などが継続的にかかるため、傾斜や変位の状態を把握することが重要とされています。しかし、傾きが徐々に進行する場合は目視だけで変化に気づきにくく、定期的な現場巡視や測量による確認は担当者の移動を伴うため管理業務の負担になるという課題がありました。
異常の発見が遅れると壁体の変形・崩壊や周辺地盤の沈下、隣接構造物への影響につながるおそれがあることから、現場に常駐しなくても継続的に状態を把握し、変化を早期に検知できる仕組みが求められていました。これを受け、MODE, Inc.は傾斜センサーによる自動計測と「BizStack」のデータ収集・通知機能を組み合わせた同Appを開発しました。
土留め・山留め傾斜監視Appの主な特徴
同Appでは、ソナス株式会社の無線式 傾斜監視システムで取得したデータを「BizStack」に連携することで、現場へ移動せずに変化を把握できる環境を構築します。
土留め・山留め壁に設置したセンサーから継続的にデータを取得してリアルタイムに可視化し、あらかじめ設定したしきい値を超えた場合は、ダッシュボード上やメール、各種チャットツールなど現場に合わせた方法で担当者へアラートを通知します。これにより、定期的な巡視や測量を行っていた担当者の確認業務負担の軽減を図ります。
また、「BizStack」のAIアシスタント機能を使い、SlackやTeams、direct、LINE WORKSといったチャットツールから自然言語で蓄積データについて質問することも可能です。気温と傾斜の相関や直近1ヶ月以内の平均傾斜など、生データからは把握しにくい内容もAIが示唆に変換して回答するため、専門的な分析操作を伴わずに状況把握や意思決定へ活用できます。
さらに、傾斜データだけでなく気象、騒音・振動、カメラ映像など現場で発生する各種データを同一プラットフォーム上で一元管理し、多角的な状況把握やAIによる検出・判断を通じた業務効率化を推進します。
現場データプラットフォームBizStackと提供企業

「BizStack」は、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを統合し、AIを活用した操作によって業務効率化や安全性向上を目指す現場データプラットフォームです。センサーやカメラのIoTデータ、既存システム、SaaSなどの情報をリアルタイムに収集・解析できます。
MODE, Inc.(CEO / Co-Founder 上田 学)は、米国カリフォルニア州(1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA)に本社を置き、東京都千代田区に日本支店を構えるスタートアップです。連携する「無線式 傾斜監視システム」は、代表取締役CEOの大原 壮太郎氏が率いるソナス株式会社(東京都文京区)が提供しています。
- 会社名:MODE, Inc.
- 設立:2014年7月
- 事業内容:現場データプラットフォーム「BizStack」の企画・開発・提供
- URL:https://www.tinkermode.jp
- サービスサイト:https://lp.tinkermode.jp/bizstack
本記事はMODE, Inc.の発表をもとに作成しました。
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