【受賞】レナタスグループのHARITA、令和8年度「資源循環技術・システム表彰」で「一般社団法人産業環境管理協会会長賞」および「コラボレーション賞」を受賞
HARITAとモメンタムファクトリー・Orii、資源循環技術・システム表彰を受賞
CATEGORY: ビジネス
株式会社レナタスの子会社である株式会社HARITAと、有限会社モメンタムファクトリー・Oriiによる異業種連携の取り組みが、令和8年度「資源循環技術・システム表彰(第52回)」において「一般社団法人産業環境管理協会会長賞」および「コラボレーション賞(3R製品開発部門)」を受賞しました。



この取り組みは、役目を終えたエアコンなどの使用済み家電製品から回収した銅合金を100%原料とし、伝統工芸「高岡銅器」の鋳造・着色技術を用いてアップサイクル製品を開発・普及するものです。再生材としての活用が難しかった廃家電由来の銅合金を、コースターや箸置きなどの製品へと生まれ変わらせています。
廃家電由来の銅合金を100%活用したアップサイクル

受賞したテーマは「伝統産業とリサイクル技術の『新結合』による廃家電由来100%リサイクル銅合金アップサイクル製品の開発と普及」です。
本事業では、使用済み家電製品から回収した銅合金スクラップを100%原料として活用しています。新規天然資源(バージン材)の使用を抑えながら、高岡銅器の職人に受け継がれる鋳造・着色技術とデザインを組み合わせることで、意匠性と実用性を兼ね備えた製品を展開しています。
高度な選別技術と伝統技術の融合
取り組みでは両社の専門性が生かされています。株式会社HARITAは、回収した金属を高度な選別技術によって資源化し、不純物を抑えた高品位なリサイクル銅合金原料を安定供給する役割を担っています。
一方、有限会社モメンタムファクトリー・Oriiは、高岡銅器の鋳造・着色技術と現代的なデザインを生かし、リサイクル銅合金を色彩豊かな製品へと仕上げています。こうした資源循環の高度化や再生材利用の拡大、伝統産業への新たな価値創出が評価されての受賞となりました。
各社代表者のコメント
株式会社HARITA代表取締役の張田 真氏は、リサイクル技術と高岡の伝統工芸が融合し廃棄物を新たな価値へと変える挑戦が実を結んだとし、「産業の垣根を超え、新たな価値を生み出すことこそ、サーキュラーエコノミーの可能性です」と述べています。
有限会社モメンタムファクトリー・Orii代表取締役の折井 宏司氏は、原料が100%スクラップという素材であっても職人の着色技術とデザインを掛け合わせることで独自のストーリーと高い付加価値を持つ新たな工芸品に生まれ変わるとし、脱炭素化や素材確保といった課題に挑んだ成果が伝統産業の未来像として評価されたと感じている旨をコメントしています。
資源循環技術・システム表彰の概要と今後の予定
「資源循環技術・システム表彰」は、一般社団法人産業環境管理協会が主催し、経済産業省が後援する表彰制度です。資源の3R(Reduce, Reuse, Recycle)およびサーキュラーエコノミーの推進に貢献する先進的な技術・製品開発や社会システム、ビジネスモデルなどを表彰しています。
今回受賞した賞のうち「コラボレーション賞」は、複数の事業者によるパートナーシップや動静脈連携を通じて、高度な資源循環や再生材の利用拡大を実現した優れた取り組みに対して授与されます。
表彰式および受賞者による「3R先進事例発表会」は、2026年10月21日(水)に東京都港区の機械振興会館 地下2階ホールで開催され、オンライン同時配信も予定されています。発表会には株式会社HARITAのイノベーション戦略本部 執行役員である呉島卓実氏が登壇する予定です。
発表元企業概要
- 会社名:株式会社レナタス
- 代表者:代表取締役社長 津上 晃寿
- 事業内容:産業廃棄物の中間処理および再資源化など環境関連事業
- URL:https://renatus-group.co.jp
本記事は株式会社レナタスの発表をもとに作成されています。
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