中央住宅とポラテックの屋根設計技術がウッドデザイン賞2026を受賞
ポラスグループの株式会社中央住宅とポラテック株式会社が開発した「伝統木造技術『振れ隅』を量産型木造住宅へ継承する屋根設計技術」が、「ウッドデザイン賞2026」の〈技術・建材分野 ライフスタイルデザイン部門〉を受賞した。ポラスグループによる同賞の受賞は5年連続となる。開発を手がけた株式会社中央住宅(代表取締役社長:品川 典久)とポラテック株式会社(代表取締役:中内 晃次郎)は、ともに埼玉県越谷市に本社を置いている。
伝統技術の標準化による量産住宅への継承
振れ隅とは、屋根の隅木が通常の45度ではなく、異なる角度で納まる日本の伝統木造技術を指す。施工難易度の高さから現代の量産住宅では採用機会が減少していた。
今回の取り組みでは、この伝統技術を設計ルールとして標準化し、自社開発の設計システムとプレカット技術を組み合わせることで、量産住宅でも再現可能な木造技術として再構築した。安定した施工品質の確保と現場加工の削減を実現しており、施工時間の短縮や品質の均一化を図ることで、住宅の品質向上や維持管理性の向上につなげている。
都市部住宅の課題解決と発電効率の向上
斜線制限が厳しい都市部においては、急勾配屋根と母屋下がりが一般的に採用されるため南面屋根が縮小し、発電効率等の面で不利とされる東西面や北面への太陽光パネル設置が増える傾向にある。本技術による振れ隅の採用で南面屋根面積を拡大し、発電効率を向上させることを実現した。
さらに、建物の高さを抑えることや、地上から太陽光パネルが見えない緩勾配の屋根により、美しい街並みの形成にも寄与している。
木材利用の最適化と環境負荷低減

屋根の高さと体積を削減しながら南面屋根面積を拡大する合理的な屋根形状を取り入れた。設計段階から木材利用を最適化することで、木材や外装材の使用量を抑えるとともに、施工時の資材ロスや現場作業を低減し、環境負荷低減とカーボンニュートラルに貢献している。
ウッドデザイン賞は、一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催する顕彰制度である。木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的に、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰を行っている。

- ウッドデザイン賞ホームページ:https://www.wooddesign.jp/
- ポラスグループ公式HP:https://www.polus.co.jp/
- ポラスグループニュースリリース一覧:https://www.polus.co.jp/news/?c=newsrelease
本記事はポラスグループ(株式会社中央住宅・ポラテック株式会社)の発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



