中小企業向け標的型メール攻撃訓練サービス「Tmail」提供開始
アイシーティーリンク株式会社は2024年5月9日、中小企業向けの標的型メール攻撃訓練サービス「Tmail」の提供を開始した。
サイバー攻撃の約92%はメール経由で行われており、その手口は年々巧妙化している。emotetやランサムウェアに代表されるこれらの攻撃を受けた場合、業務が停止しビジネスに甚大な影響を及ぼすだけでなく、取引先にも感染を広げてしまい最終的には被害者であった自社が攻撃者となる恐れがある。
地震や災害に備えるのと同様に、サイバー攻撃に対しての備えも必要だが、中小企業にとっては訓練を実施する知識や設備、担当者や時間が足りないという課題もある。
そこで、アイシーティーリンク株式会社が提供するメール攻撃訓練サービス「Tmail」が、これらの課題を解決する。Tmailでは、擬似攻撃メールを送付し、うっかり添付ファイルを開いてしまった人や本文中のリンクをクリックしてサイトへアクセスしてしまった人を集計し注意を促すことが可能だ。また、危険を学ぶ教育コンテンツ(動画形式)を受講することで、危険なメールを見極めるスキルが身に付く。受講後に再訓練を行い、前回の開封率と比較すれば教育の効果を実感することができる。
Tmailはこれらの訓練に必要なシステムを、これまでにない安価な価格で提供する。最小構成は1〜25アドレスの4万円とセルフサービスの5万円を組み合わせた9万円からとなっている。サポートプランは全部で3種類あり、システムさえあれば全て自前で実施可能なスキルをお持ちの方向けのセルフサービス、弊社のサポートを受けながら自前で実施したい方向けのベーシック、訓練実施、従業員教育、訓練結果レポート作成まで全て弊社が実施するフルマネージドから選択できる。
訓練を実施したい対象者のメールアドレス数とお好きな3つのサポートプランを組み合わせて、ご希望に合ったプランを選ぶことができる。