AIと仕事を形にした後、どう考えを深めるか 「AIと働くことで生まれる新しい思考の習慣」を無料公開
リクエスト、PDF資料「AIと働くことで生まれる新しい思考の習慣」を無料公開へ
CATEGORY: テクノロジー
組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社は、AIと企画や資料を作成している担当者や管理職向けに、PDF資料「AIと働くことで生まれる新しい思考の習慣」を無料公開します。
同資料は、1名の仕事の振り返りと、AIとの対話によって捉え方が変化したプロセスを整理したシングルケース報告です。完成した案を見つめ直し、元の目的や自身の経験と結びつけながら、その意味や次の可能性を検討する方法を提案しています。
AI活用による熟考機会の減少と生まれた仮説
AIの提示する案によってイメージが具体化し作業が進む一方、以前のように立ち止まって熟考する時間が減ったという不足感の振り返りが出発点となっています。
対象者は現在も顧客との対話をホワイトボードに記録しながら進めていますが、AIとの協働により、その後の印刷物の手書き修正やPowerPoint、Wordへの展開後の見直しといった工程がほぼなくなりました。
こうした状況から、形になったものを眺めて意味や可能性を考える機会は生まれているものの、その場面で自然に思考を始める習慣が身についていないのではないかという仮説が立てられました。資料では、AIと作成したものがまとまった際に全体を眺め、目的や背景、経験と結びつけて考える時間を設けるアプローチを提案しています。
業務で試す「三つの動作」と説明会の具体例
資料内では、情報共有に使う新しい社内ツールの説明会を想定した架空の例を用い、進行案の一部から説明会の別の役割を考え直す思考の広がりを提示しています。

また、自身の仕事で実践するための「三つの動作」として以下のアプローチを挙げています。
- 案の全体を眺める:AIと作った企画書や図を開き、気になる部分に目を留める
- 自分の経験と結びつける:似た仕事の経験や、もとの目的・背景に照らし、誰の仕事にどう関わるかを考える
- 浮かんだ考えを残す:新しく見えた意味や使い道を短く残し、相手に聞く、小さく試す、いったん保留するなど、次の扱いを決める

誌面には架空例の記入例に加え、読者が自身の仕事で使える記入欄も用意されています。
今回の報告は1名・1ケースを対象としたもので、対象者は報告者本人です。AIとの対話に記録された本人の発言や振り返りを基に構成されており、構成および文章化にはAIが用いられています。
作業時間や思考の深さ、習慣の定着に関する測定や、効果を調べる実験は行われていません。原因や効果の特定、他者への適用は今後の課題とされています。なお、関連研究としてTang(1991)、Gergleら(2013)、Dillenbourg・Traum(2006)、Suwa・Tversky(1996)、Lallyら(2010)の研究が紹介されていますが、いずれもAIとの協働や本手法全体の効果を検証したものではないことが明記されています。
資料および発行元の概要


資料の概要およびリクエスト株式会社の基本情報は以下の通りです。

- 資料名:AIと働くことで生まれる新しい思考の習慣
- 副題:形になったものを眺め、その意味と次の可能性を考える形式:PDF/A4横/全11ページ
- 料金:無料
- 内容:1名の振り返り、そこから生まれた仮説、説明会の架空例、仕事で試す方法、記入欄、研究との接点、報告の資料と方法
- 著者:甲畑 智康/発行:リクエスト株式会社
- 会社名:リクエスト株式会社
- 代表者:代表取締役 甲畑 智康(こうばた ともやす)
- 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F

リクエスト株式会社の研究基盤である「980社・33.8万人」のデータ規模は、今回のシングルケース報告や紹介された思考習慣の効果検証数を示すものではないとしています。
本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成しました。

ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



