エクシオグループ、米Andrewとモバイルインフラシェアリングで包括的業務提携
エクシオグループ株式会社は、米国テキサス州に本社を置くAndrew, an Amphenol Companyと、日本国内におけるアクティブDASを活用したモバイルインフラシェアリング事業に関する包括的業務提携に合意した。
日本では5Gの高度化や6Gを見据えた継続的な通信整備が求められており、投資負担や運用コストの効率化につながるインフラシェアリングの重要性が高まっている。両社は提携を通じ、投資負担の抑制と通信品質の向上を両立するソリューションの提供を図る。
包括的業務提携の背景と課題
5Gの高度化や将来の6G展開に向けてモバイルネットワークの継続的な整備が進められる中、通信キャリアにとって投資負担や運用コストの効率化は大きな課題となっている。これらを解決する手段としてモバイルインフラシェアリングの社会実装が求められているが、その拡大には複数の通信事業者が共用する設備を効率的に構築・運用する仕組みが不可欠とされている。
提携相手となるAndrewは、モバイルインフラシェアリング向けアクティブDAS分野で世界各地に導入実績を持つベンダーである。同社のアクティブDAS製品シリーズである「ANDREW ERA® DAS」は、モバイル通信キャリアの基地局設備(BBU、CU、DU等)とDAS装置をつなぐ複数の接続方式(RF、CPRI、Open RAN等)に1つの筐体で対応できる。
これにより、通信キャリアごとに異なるネットワーク構成にも柔軟に適用が可能となる。特にCPRIやOpenRANインタフェースを用いた光ファイバー接続構成では、従来必要とされていたRRHやRUといった無線装置を設置することなく、屋内エリアへ携帯電波を提供できる設計となっている。
展開するソリューションと今後の取り組み
エクシオグループは「ANDREW ERA® DAS」を活用し、設置スペースや消費電力の削減、設備構成の簡素化を実現するソリューションを展開する。これにより、インフラシェアリングの導入・運用効率向上を支援するとともに、光ファイバー構成による低遅延で高品質な通信環境の実現に貢献していく方針である。
また、同社は子会社のdhost Globalを通じてアジア太平洋地域および日本国内でモバイルインフラシェアリングサービスを提供している。今回の提携製品を同サービスの技術基盤の一つとして活用し、品質向上と提供体制の強化を進める。さらに、民間のモバイルインフラシェアリング事業者に対しても、ソリューションの販売から設計・施工・運用・保守までをワンストップで提供していくとしている。
提携各社および関連組織の概要
本提携に関わる各社の概要は以下の通り。
エクシオグループ株式会社
- 設立:1954年5月17日
- 資本金:68億88百万円
- 本社:東京都渋谷区渋谷3丁目29番20号
- 代表者:代表取締役社長 梶村 啓吾
- URL:https://www.exeo.co.jp
Andrew, an Amphenol Company
- 本社:米国テキサス州
- 従業員数:約4,000名(全世界)
- 開発重点領域:5G/6G向けOpenRAN対応、省電力化、屋内/屋外シームレス接続
- 取扱商品:分散アンテナシステム、基地局アンテナ/フィルター、キャビネット/電源
- URL:https://ja.andrew.com/
dhost Global
- 事業内容:APACにおける屋内通信インフラシェアリングサービスの展開(インドネシアでは31州、1,500拠点超でIndoor DAS設備を展開)
- URL:https://jp.dhost.net/
本記事はエクシオグループ株式会社の発表をもとに作成。
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