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IPG、番宣業務クラウドAXISNEXTを2026年11月9日より提供開始へ

年間4億件以上の公式番組情報メタデータ運用を行う株式会社IPGは、放送局の番組宣伝業務を統合的に管理するクラウドサービス「AXISNEXT」の提供を2026年11月9日より開始します。

本サービスは、日本テレビ放送網株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社TBSテレビ、朝日放送テレビ株式会社、読売テレビ放送株式会社の5社とともに開発が進められました。系列を超えた協調領域として課題解決を図り、大幅な業務効率化を目指すとともに、システム基盤仕様の統一により媒体社がワンストップで情報を取得できる環境を整えます。

番宣業務共通プラットフォームの企画背景

従来の番組宣伝業務では、各放送局が個別にシステムを構築・運用していたため、システム開発の重複や媒体ごとに発生する手作業の繰り返しといった課題が生じていました。

さらに近年では、放送終了後の番宣素材の二次活用や、「TVer」をはじめとするOTTサービスの普及による配信メディアの多様化、同一素材を活用したPR手法の多角化に伴うプロモーション担当者の業務領域拡大など、業務環境の変化が加速しています。これらの課題や環境変化を受け、番宣業務を業界共通のプラットフォームに集約することを目的にサービスが企画されました。

局内業務から媒体向け機能までカバーする特徴

AXISNEXTは、局内向けの制作機能から媒体社向けの公開機能、各種管理機能まで幅広く備えています。

制作系機能では、番宣原稿の登録・編集、取り置き画像の管理、画像利用申請の処理など、放送局における日々の業務をクラウド上で完結させます。番組単位でのコミュニティ管理や、複数フォーマットの原稿、L字画像、メタ情報の一元的な取り扱いが可能です。

公開系機能では、新聞・雑誌・WEB各社などの媒体担当者向けに、新着エントリーやカテゴリ別一覧、番組目次、カレンダー機能を提供します。画像ダウンロードは画像ごとに申請の要否を設定でき、必要な画像は承認ワークフローを通じて権利を管理します。

管理機能としては、アカウントや各種権限、操作ログを一元管理します。株式会社フォーカスシステムズの電子透かし技術「acuagraphy」による画像の不正利用・流出対策、JSON形式での監査ログ出力、一定期間未使用のアカウントの自動停止などのガバナンス要件に対応します。また、AWSクラウド基盤上で運用され、TLS 1.3による通信の暗号化やOWASP Top 10への対策など、業界水準のセキュリティを確保しています。

開発・運用パートナーはアンバス株式会社が担当し、セキュリティレビューは株式会社VLCセキュリティアリーナが実施します。

段階的な拡張ロードマップ

2026年11月9日の提供開始以降、サービスは段階的に拡張される予定です。各機能の提供時期は参加局と相談のうえ順次開始されます。

  • Phase 0(〜2026年11月9日):継続:放送局5社でローンチ、既存業務の安定的な移行
  • Phase 1(2027年〜):拡大:参加局・利用シーンの拡大、使いやすさの向上
  • Phase 2(2027年中旬〜):進化:データ活用の高度化、外部サービスとの連携強化
  • Phase 3(2028年〜):開放:放送業界共通プラットフォームとしての確立

IPGは、今後は番宣の領域にとどまらず、視聴者に届く情報の質とスピードを高め、放送業界全体がより豊かで正確な情報のもとで輝く未来を業界とともに創っていきたいとしています。

株式会社IPG 概要

  • 会社名:株式会社IPG
  • 所在地:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝10階
  • 代表取締役社長:立見純一
  • 設立:1999年4月22日
  • URL:https://ipg.co.jp/

本記事は株式会社IPGの発表をもとに作成しました。

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