データカタログ市場に参入 primeNumber新サービス「COMETA」

株式会社primeNumberは、新サービス「COMETA」をリリースし、データカタログ市場に参入することを発表した。「COMETA」は、企業のデータ活用促進を実現するデータカタログサービスであり、「社内のデータを迅速に発見し、正確に理解し、効率的に活用ができるようにすることで、データドリブンな意思決定の文化を根付かせる」というビジョンを掲げている。

primeNumberは、データ活用までの一連のプロセスを最適化するさまざまなソリューションを提供しており、その中心事業であるデータ基盤の総合支援サービス「TROCCO®」では、点在するデータの統合、蓄積、可視化を支援している。企業においてデータの統合が進み、データセットの数と関わる人材が増えた際に必要とされるデータカタログへの顧客ニーズの高まりを受け、今回新たに「COMETA」をリリースした。

世界のデータカタログ市場は、2023年で8億7,880万USドルとされ、2030年までには34億2,780万ドルの市場に成長すると予測されている(FORTUNE BUSINESS INSIGHTS調べ)。

COMETAは、データの発見・理解・活用に重点を置いたデータカタログサービスであり、保有するデータの活用リードタイム短縮、ガバナンス、品質モニタリングを可能にし、データによる意思決定を行う文化の醸成を目指す。また、お客様ごとのデータ活用のフェーズや、部署を横断するなど社内でのデータ活用の展開範囲に応じたご利用が可能なよう、小さく始めて順次拡張いただける料金体系にてサービスを提供する。

同時に、NTTコミュニケーションズ株式会社との「COMETA」の販売に関するパートナーシップを締結したことを発表した。COMETAと、NTTコミュニケーションズの提供するデータ利活用基盤である「Smart Data Platform」を組み合わせることで、より多くのお客様のデータ利活用を支援していく。

NTTコミュニケーションズ株式会社 ビジネスソリューション本部 ソリューションサービス部 担当課長 岡田聡氏は、「企業の情報システム部門のみならずLoB(業務部門)までスピーディーにデータを発見・理解・活用する環境を整備することに『TROCCO®』『COMETA』は貢献できるソリューションであると考えている」とコメントしている。