Meiji Seika ファルマがインフォコムのCRM基盤DigiPro®CXを採用
インフォコム株式会社が提供する製薬企業のMR(医薬情報担当者)向け営業支援システム「DigiPro®CX(デジプロシーエックス)」が、Meiji Seika ファルマ株式会社の新たなCRM(顧客管理システム)基盤として採用された。従来のシステムで生じていたデータの分断や開発コストなどの課題を解決し、現場の業務プロセスに寄り添った運用の実現を目指す。リアルとデジタルの接点データを統合することで、MRによる情報提供の最適化や業務負荷の軽減が期待されている。
既存資産の活用と現場プロセスを重視した選定
感染症領域(抗菌薬・ワクチン)を中核とするMeiji Seika ファルマ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:永里 敏秋)では、従来のオンプレミス型SFA(営業支援システム)において、法改正や戦略変更のたびに発生する個別開発の高額な費用とリードタイムが課題となっていた。また、訪問実績とデジタル接点のデータが分断され、手動連携によるタイムラグが生じていたほか、会社への「報告(点)」を主目的とする内向きなシステムから、MRが接点を時系列で捉える「線と面」のCRMへの転換が急務となっていた。
選定にあたっては業界標準の大手外資系パッケージも検討されたが、最先端の機能を導入して現場に大規模な変化を強いるのではなく、現在の業務プロセスに寄り添うアプローチが重視された。その結果、「DigiPro®QV(デジプロキューブイ)(CLM:クローズドループマーケティング)」や長年蓄積してきたシステムデータ、現場の業務ノウハウといった既存資産を活かしてMRの業務を簡便化できる点や、AI活用を見据えて既存資産の上に機能を拡張できる設計思想が評価され、採用に至った。
運用開始後は、医師のWeb閲覧などデジタル上の関心とMRのリアルな活動データが統合される。これにより、これまでの「経験や勘に頼った一律のアプローチ」から「データに基づいた価値ある情報提供」への転換を実現するとしている。医師一人ひとりのニーズを連続的に把握し、適切なタイミングと手段で必要な情報を届けることで、顧客体験(CX)の向上が進むことが期待されている。
あわせて、面談時に提示した資材のログが活動報告に自動反映されるなど、MRの入力負荷軽減が見込まれている。MR自身が入力のメリットを実感できるシステムとすることで現場へのデータ活用定着を目指すほか、今後は音声認識による記録の自動化やAIによるネクストベストアクション(次に取るべき最適な行動)の提示といった支援機能の拡充も展望されている。
医療従事者とのコミュニケーションを最適化する「DigiPro®CX」
「DigiPro®CX」は、インフォコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:黒田 淳)が手掛ける製薬業界に特化したCRMソリューションである。医療従事者とのリアルおよびデジタルな接点を統合管理し、タイムリーかつ有用な情報提供を実現するプラットフォームとして展開されている。
同システムは、以下の4つの要素を通じて医療従事者とのコミュニケーション最適化を図る。
- 適切な人に(Right Person)
- 適切なコンテンツを(Right Content)
- 適切なタイミングで(Right Timing)
- 適切なチャネルで(Right Channel)
本記事はインフォコム株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



