日本YEG、CO2削減で地球環境の課題を解決

日本商工会議所青年部(日本YEG)は、持続可能な社会に向けた取り組みを積極的に推進している。その一環として、令和5年度の会長である木村麻子氏が、「Challenge Everything~持続可能で心豊かな未来への貢献~」をスローガンに掲げ、SDGsや人と自然の持続可能な共生社会推進といった重点項目に取り組んだ成果を発表した。

その取り組みの一つが「challenge2030」である。これは、SDGsの達成目標年である2030年を目指し、脱炭素やCO2削減に繋がる行動を習慣化することを目標としたものだ。その結果、日本YEGの出向者355名が年間10回の諸会議と交流会で活動し、当初の目標である年間2030kgのCO2削減を大幅に上回る4294.8㎏の削減を達成した。

また、フードロス削減の取り組みとして「1510運動」を実践した。これは、食事の最初の15分と終了10分前を自分の席で料理を楽しむ時間と設定し、食べ残しを減らす活動だ。さらに、会議や各種事業では、環境負荷軽減のためにタンブラーの持参を推奨し、ペットボトルの使用削減に努めた。

これらの活動の一部では、推定CO2削減量を可視化する啓蒙パネルの設置と積極的な呼びかけにより、当初の年間CO2削減量目標2030kgを大きく超え、4294.8㎏の削減を実現した。また、日本YEG主催の各事業では、1510運動や食べ残しの削減を実践し、紙パックでのドリンクの提供や環境配慮型のゴミ袋の設置、分別方式の導入などを通じて環境負荷の低減に取り組んだ。

日本YEGは、青年経済人の団体として、持続可能で心豊かな日本の未来を目指し、積極的な行動を起こすと共に、全国各地のYEGが実践する「循環型社会の実現」に向けた取り組みへの支援を継続する。その一環として、同様の取り組みを行おうとする各地のYEGの活動を推進し、CO2削減量算出の手法を提案する「脱炭素取り組みマニュアル&事例集」を作成し、共生社会実現に向けた進捗確認、目標設定が可能な評価システムを公開した。

これらの取り組みは、地球環境の課題解決に向けた重要な一歩であり、日本YEGの活動は、新たな文化的発展に寄与するものと言える。

valvix

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