日本酒×アート「NEO:SAKE」始動、老舗酒造と人気アーティストによる融合
明治34年創業の老舗酒造「山本酒造」と、SNSで人気の6名のアーティストによる期間限定コラボプロジェクト「NEO:SAKE」が開催される。秋田県八峰町の山本酒造が手掛ける純米吟醸「山本」と、新たな日本酒の楽しみ方をテーマにしたアートワークを融合させ、日本酒離れが進む若者に向けて新たなアプローチで提案する。
「NEO:SAKE」シリーズでは、透明感と清涼感を表現するクリアカラーのボトルを採用。味が落ちる前に楽しめることを意図している。6名のクリエイターがそれぞれオリジナルのボトル&パッケージデザインを手掛け、飲み終えた後はインテリアとしても楽しめる。
販売商品は、210mlのミニボトルから一升瓶まで幅広くラインナップ。ミニボトルには山本酒造の酒粕を蒸留して作ったジンが詰められている。グラフィックアーティスト「はくいきしろい」氏によるペイントを施した特別な一升瓶や、オーロラフィルムを使用した複製原画など、ユニークなアイテムも用意されている。
ポップアップイベントは、2024年8月21日から名古屋・大阪・東京の大丸松坂屋百貨店で順次開催。参加クリエイターは、Kou、すしお、tamimoon、ななみ雪、はまふぐ、はくいきしろいの6名だ。
山本酒造は明治34年創業の蔵元で、純米酒のみを生産する純米蔵。2023年には醸造所併設のカフェ、2024年には一棟貸しの宿をオープンし、国内外の日本酒愛好家を楽しませている。
今回のプロジェクトは、株式会社ウエニ貿易とクリエイティブスタジオ・R11Rが共同で主催。日本の伝統文化とアートワークを掛け合わせ、全く新しいコンテンツ体験を創造する「RE:SPECTACLES」の第一弾として企画された。