フィッシングブランドとファッション専門教育機関が環境問題でコラボ

フィッシングブランドDAIWAと文化学園大学が、漁網アップサイクル産学連携プロジェクト「BE EARTH-FRIENDLY」の一環として共同でアイテム企画を行いました。文化学園大学の学生が企画したアイテムの中から選ばれた作品は、DAIWAによって商品化され、「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」で特別展示及び受注販売が行われる予定です。

フィッシングブランドのDAIWAと文化学園大学が、アップサイクルプロジェクト「BE EARTH-FRIENDLY」での新たなコラボレーションを行いました。このプロジェクトは、使用済みの漁網を再利用し、新たな付加価値を持ったアイテムを創出することを目指しています。グローブライド株式会社が事業展開するDAIWAと、日本最大のファッション専門教育機関である文化学園大学が提携し、環境に配慮しながら新たな製品開発を行うという新しい形のパートナーシップを実現しました。

この取り組みの一環として、文化学園大学服装学部ファッションクリエイション学科の3年生は、1年間の授業を通じてアイテムの商品企画から展示サンプル制作を一貫して行いました。学生たちは、環境やジェンダーなど様々な社会課題を背景に、DAIWAが提供したリサイクル素材を用いたアイテムの開発を実施。質の高い成果物が多数生まれ、その中から優れた作品が「グローブライド賞」として選ばれました。

選ばれた作品は、3月9日から10日まで、DAIWAのブランドショップ「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」で特別展示される予定であり、後日、受注販売も行われます。これにより、学生たちが企画立案したアイテムが、実際の商品として社会に送り出されることになりました。

DAIWAと文化学園大学のパートナーシップは、2023年10月から始まりました。この取り組みは、『BE EARTH-FRIENDLY』 -漁網アップサイクル産学連携プロジェクト#2-の一部であり、双方のパートナーシップを象徴する事業となっています。

プロジェクトの一環として、学生たちはチームに分かれ、環境やジェンダーなどの社会課題に対する理解を深めつつ、新たなファッションアイテムの企画を行いました。その結果、多くの優れた作品が生まれ、その中から「グローブライド賞」に選ばれた7作品が「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」で展示予定となりました。

また、同アイテムは後日、DAIWAによって商品化され、同店での受注販売も予定されています。このように、学生たちが企画立案したアイテムが実際の商品として市場に出ることで、学生たちは現実のビジネスシーンを経験することができ、大学教育と社会の接点を形成する大きな一歩となりました。

このような産学連携プロジェクトは、未来のファッション業界を担う学生たちにとって、貴重な実践的な学びの場となっています。一方、DAIWAにとっては、新たな視点を持った若手の発想をビジネスに取り入れ、持続可能な社会を目指す一助となることでしょう。このように、社会課題に対する取り組みと教育の連携は、新たな価値創造につながる可能性を秘めています。