受験伴走で親の負担感は中学受験90.9%、高校受験83.3% 講談社コクリコ調査
株式会社講談社が運営する子育てと読書のWebメディア「コクリコ[cocreco]」は、子育て中の保護者125人を対象に実施した「中学受験・高校受験の親の伴走」に関するアンケート調査の結果を公表した。調査によると、受験伴走において疲れやメンタルの負担を感じた保護者は、中学受験で90.9%、高校受験で83.3%に上った。また、受験サポートを主に自分一人で担っている保護者は中学受験で50%、高校受験で55.6%を占めるなど、家庭内でのサポート状況や悩みが明らかになった。
受験伴走で疲れやメンタル負担を感じた保護者は8割以上
受験伴走で自身が「疲れ」や「メンタルの負担」を感じたことがあるか尋ねたところ、中学受験では「かなり感じた」が27.3%、「多少感じた」が63.6%で、合わせて90.9%だった。
高校受験では「かなり感じた」が38.9%、「多少感じた」が44.4%で、合わせて83.3%となり、中学受験・高校受験ともに8割を超える保護者が負担を感じていることが示された。

中学受験はスケジュール管理、高校受験は費用が最多の負担
受験伴走で負担に感じる点について尋ねたところ、中学受験では「子どものスケジュール管理」が最も多く、次いで「子どもの息抜きや遊びとのバランス」、「勉強するよう声をかけること」が続いた。
一方、高校受験では「受験にかかる費用」が最多となった。次いで「子どもの体調管理」、「志望校選び・受験校選び」、「勉強するよう声をかけること」の順となった。

「勉強するよう声をかけること」はどちらでも上位に挙がった。中学受験では日々のスケジュールや息抜きとのバランス、高校受験では費用や体調管理、進路選びに負担を感じる傾向がうかがえる。
受験サポートを主に一人で担う保護者は約半数

家族との役割分担について尋ねたところ、受験サポートを主に自分一人で担っている保護者は、中学受験で50%、高校受験で55.6%だった。
また、「主に自分一人で担っており、負担を感じている」と回答した保護者の割合は、中学受験の回答者全体の18.2%、高校受験の回答者全体の38.9%となった。
保護者からは送迎以外のサポート作業が母親一人に偏っているという声があった一方、学習指導を教科ごとに夫婦で分担したり、学校説明会への参加と志望校の検討で担当を分けたりする事例もみられた。
直前の関わり方と保護者自身のメンタルケア
受験直前の関わり方について、中学受験の保護者からは、宿題に優先順位をつけることや間違えた問題の解き直し用ノートを作るなど学習を具体的に支えた声のほか、「頑張って」ではなく努力の過程を認める声かけをしたという体験談が寄せられた。高校受験では、静かに見守り、本人から相談があった際に一緒に考えるなど、子どもの判断を尊重する関わり方が挙げられている。
保護者自身の気持ちの保ち方としては、ママ友に本音を話すことや散歩やコーヒーを楽しむ時間をつくることのほか、「親の役目は合格させることではなく、子どもが安心して挑戦できる環境を整えること」と考えることで気持ちが楽になったという意見があった。
調査概要
- 調査対象:AnyMaMa(エニママ)登録者とコクリコメルマガ会員
- 調査期間:2026年8月4日~17日
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:125件
本記事は株式会社講談社の発表をもとに作成。
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