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第10回さいとう・たかを賞の最終候補5作品が決定 10周年記念展も開催へ

一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団は、シナリオと作画の分業体制で制作されたコミック作品を顕彰する「第10回さいとう・たかを賞」の最終候補となるノミネート5作品を決定した。一次選考を経て選出されたもので、最終選考会を経て受賞作が決定される。あわせて、創設10周年を記念した企画展の開催予定も公表された。

最終候補に選ばれたノミネート5作品

一次選考を経て最終候補に選ばれた作品は、以下の5作品である(作品名50音順、敬称略)。

  • 『朧の花嫁 ~かりそめの婚約は、青く、甘く~』(原作:みちふむ、作画:いなせ多希、めちゃコミック/シャインパートナーズ編集部/大誠社、Only Lips comics めちゃコミックオリジナル)
  • 『公事師の弁』(原作:田島 隆、作画:星野 泰視、小学館、ビッグコミックオリジナル掲載)
  • 『終末、なに食べる?』(原作:梅村真也、作画:ヨコヤマノブオ、ネーム協力:橋本エイジ、秋田書店、別冊ヤングチャンピオン掲載)
  • 『魔界の議場』(原作:三田紀房、作画:魚戸おさむ、小学館、週刊ビッグコミックスピリッツ掲載)
  • 『ミハルの戦場』(原作:濱田轟天、作画:藤本ケンシ、小学館、マンガワン掲載)

第10回の概要と選考プロセス

さいとう・たかを賞は、2017年に『ゴルゴ13』連載開始50周年を記念して創設された賞で、分業によるコミック制作システムに光を当てることを目的としている。第10回の選考対象は、シナリオライター(脚本家)と作画家の分業により制作され、2023年9月1日〜2026年8月31日の期間中にコミックス第1巻が刊行されているコミック作品、および同期間に発売されたコミックスである。

一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団内での一次選考を経て、秋本治、小山ゆう、佐藤優、長崎尚志の4名(50音順、敬称略)が務める最終選考会にて受賞作1作が決定される。結果は2025年12月10日(水)に、さいとう・たかを賞ウェブサイトおよび「ビッグコミック」誌面にて発表される予定だ。

表彰対象は受賞作品のシナリオライター、作画家、担当編集者(または編集部)の3者で、正賞としてさいとう・たかをデザインによる「ゴルゴ13像」トロフィーが3者に贈られる。また、副賞としてシナリオライターと作画家のそれぞれに賞金各50万円が贈呈される。

創設10周年を記念した特別展を開催予定

本賞の創設10周年を記念した特別展の開催も決定している。第1回から第10回までの歴代受賞作品の紹介や複製原画展示、選考委員コメントなどを通して歩みを振り返るほか、『ゴルゴ13』『鬼平犯科帳』を手掛けたさいとう・たかを/さいとう・プロダクション作品の複製原画展示や分業・プロダクション方式の紹介が行われる予定となっている。

  • 会期:2026/12/18(金)〜2027/3/28(日)予定
  • 開場時間:13時〜18時 月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館)
  • 会場:トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)2F 多目的室2
  • 入場料:無料
  • 主催・企画:株式会社T.S工房
  • 共催:豊島区
  • 協力:一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団、株式会社さいとう・プロダクション
  • 制作:一般社団法人マンガナイト

本記事は一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団の発表をもとに作成。

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