FC町田ゼルビアの2024シーズンの軌跡を辿る特別番組『ZELVIA 異端の新参者』の第3話が、12月14日夜9時よりABEMAで放送され、放送後7日間の無料見逃し配信が開始された。

本番組は、J1初昇格のクラブとしては歴代最高位のリーグ3位という快進撃を遂げたFC町田ゼルビアの裏側に迫るドキュメンタリー。第3話では、シーズン序盤に単独首位に立ったものの、残り6試合で初の連敗を喫し、約2ヵ月間勝ち星から遠ざかったチームの奮闘に密着した。

監督2年目の黒田剛は、逆境の中で選手たちに「殻を破っていかないと次のステップにはいけない」と檄を飛ばし、従来のフォーバックからスリーバックに布陣を変更。第36節のFC東京戦では3-0の完封勝利を収め、逆転優勝の可能性を残した。

また、FC東京戦で移籍後初ゴールを決めたMF相馬勇紀は、「体がフィットしなくてもがいていた時期もあった」と苦しみを吐露。「Jリーグの優勝とACL優勝を目標に掲げているので、やっと第一歩が踏み出せた」と、タイトルへの思いを語った。

そのほか、黒田監督就任時の秘話やチームを一つにするための“キャプテンを決める総選挙”の裏側、指導者としての原点となる青森山田高校時代の軌跡なども紹介。息子の黒田凱さんが父への思いを語るシーンもあり、FC町田ゼルビアの知られざる一面が明らかになった。