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ラルズネット、物件写真から家具を消去するAI 家具消しβ版をリリース

不動産情報ポータルサイト「不動産連合隊」を運営する株式会社ラルズネットは、物件登録システム「ラルズマネージャー」において、新機能「AI 家具消し」(β版)を2026年10月9日にリリースした。

同機能は、「不動産連合隊」に物件を掲載する不動産会社が、入居中の部屋の写真をアップロードするだけで、AIが家具や生活用品を消去して空室状態の写真を生成するものだ。退去や片付けを待たずに募集用の写真を用意でき、広告掲載の大幅な前倒しを支援する。

AIによる生活用品の消去と微調整機能

「AI 家具消し」は、私物が写り込んだ写真では伝わりにくい部屋そのものの広さや明るさを伝える写真を作成できる。25年以上にわたり不動産会社専用のシステムを開発してきた同社独自の調整により、部屋の元の形状や写真の構図を高い精度で維持する。

照明やエアコンなどの設備は消えない仕様となっているが、これらを消去したい場合や消し残しが発生した場合は、画像生成後に範囲を指定して追加で消去できる「消しゴム機能」も備えている。この追加消去は1枚につき3回まで、追加料金なしで利用できる。

消去後の写真は、2026年7月にリリースされた、空室写真にCG家具を配置する「AI 家具置き」へシームレスに連携できる。「家具を消す」から「新しい家具を置く」までの一連の作業を同一システム内で行えるため、入居中の部屋であっても魅力的な写真に仕上げられる。

作成された写真は、ダウンロードすることなく「ラルズマネージャー」の写真登録画面から直接選択して「不動産連合隊」に掲載可能となっている。掲載時には写真説明欄に「CG加工」の旨が自動入力される。また、他の広告媒体での活用も可能とされている。

賃貸退去前や居住中の売却案件での活用を想定

想定される活用シーンとして、賃貸物件では入居者が住んでいる段階から空室イメージの写真を用意し、退去前から次の入居者募集を開始することが挙げられている。

居住中の売却予定物件においては、売主が生活したままの状態でも整理された写真で売り出すことが可能となる。売却相談の段階で空室イメージや新たなインテリアのイメージを提示することで、媒介契約につなげる提案にも活用できるとしている。

加盟店向け無料キャンペーンの実施と背景

「不動産連合隊」加盟店を対象に、β版期間中(リリースから約1ヶ月間)は通常1回300円の「AI 家具消し」が1社につき10回まで無料で提供される。さらに、この無料枠で家具を消した写真に適用する「AI 家具置き」(通常1回300円)も無料となり、10回分を費用をかけずに試すことができる。

株式会社ラルズネット代表取締役 社長執行役員の鈴木 太郎は、入居中の部屋では私物の写り込みにより印象が伝わりにくく、掲載が遅れて機会を逃すという現場の課題を指摘したうえで、加盟店が写真づくりにかかっていた時間を接客や提案の時間に変えてほしいと開発意図を語っている。今後もAIを活用した機能開発を通じ、不動産業界全体の業務効率化に貢献する姿勢を示している。

株式会社ラルズネットの概要

  • 社名:株式会社ラルズネット
  • 代表者:代表取締役 社長執行役員 鈴木 太郎
  • 所在地:〒041-0801 北海道函館市桔梗町379-18(函館テクノパーク内)
  • 創業:2001年4月1日
  • 設立:2003年1月27日
  • 事業内容:不動産ポータルサイト運営、企業向け業務支援システム(SaaS)、ホームページ制作、不動産賃貸、リスティング広告運用代行
  • URL:https://www.rals.co.jp/

本記事は株式会社ラルズネットの発表をもとに作成されています。

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